ぎゅっぎゅっ、な毎日?

『ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記』(http://let-me-pick-you-up.hatenablog.com/)から派生した今現在の我が家の日記です。

いくつか後日談を。

↓前回の記事の後日談です。

let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com

 

我が家のちょっと込み入った話・・・なので

お恥ずかしい内容ではありますが、ひょっとするとご心配下さっている方もいらっしゃるのではと思い、少しだけご報告を兼ねて書かせて下さい。

 

 

夫の事

まず夫の転職活動ですが(笑)、書ける範囲だけで書かせていただきますと結果的には転職活動を認める事にしました。

話を聞く限り・・・

まぁ一言で申し上げると

”相性が悪い”会社に入ってしまったのかなぁと、正直感じました。

もちろんこういう社風が合う人もいると思いますけど。

 

しばらくの間は忙しい人の補助的な役割をという事なのだそうですが、聞いている限りでは基本的にはボトルネックな部分の解消の仕方が・・・あまり上手ではない会社なのかなと。

若い会社さんの場合よくある話なのかなと思うのですが、それなりに実績のある会社かなと思っていたので先行きが不安になる夫の気持ちがわかりました。

 

まぁ・・・素人の私が聞いていてもちょっと『ん???』と思える様でしたので今回は(も?)転職活動を認める方向で話がまとまりました。

 

結果はどうなるかはわかりませんが、次にもし転職出来るなら仕事内容に納得した上で入社を決めて欲しいなと思います。

 

 

 

子どもの事

こちらも書ける範囲で記録させて下さい。

上記の通り、夫との事では私の気持ちに一区切りつける事が出来たのは良かったのですが、当面は子どもの事に関してはあまり夫を頼る事はやめようと思い至りました。

 

今回は自力で何とか切り抜けなくちゃ。。。

 

そこでまず登校渋りの件を学校に伝えたところ、担任の先生が機転を利かせて下さって今後の大まかな学習スケジュールを下さいました。

それが実はドンピシャだったんです。

 

息子にとっては同じ事ばかり反復練習する辛さももちろんですが、それ以上に今後の見通しがたっていなかった事が行き渋りの大きな要因だった様です。

 

要は

”いつになったらカタカナや漢字、繰り上がりの計算を教えてもらえるんだろう・・・このままじゃ教えてもらえないまま1年生が終わってしまうのでは・・・?”

という漠然とした不安を抱えていた様でした。

 

担任の先生はそうした息子の様子や発達障がい特有の見通しの重要性をよく理解して下さっている様で、おかげ様で今回は早期解決に至りました。

(先生、もし見て下さっていたらお礼申し上げます。ありがとうございました<(_ _)>)

 

いつも常々”3予”(予定・予告・予想)が大事だと念頭に置いているつもりなのですが、改めて痛感した次第で、忘れない為にもこうして書き残させていただければと思います。

 

 

 

大きな目標を

(ここからは私のメモ書き程度の事なので、お忙しい方はどうぞ読み飛ばして下さいネ。)

息子の行き渋りは解決したのですが、実は何となく嫌な予感がずっと拭えないままなんです。

本当は、もっともっと大きな問題を根底に抱えていて、今まさにその大事な局面に立っている様な気がしてならないのです。

 

これまでの息子と私たち夫婦といえば、

・0~3歳半まで→発達障がいを疑い、何とか必死に意思の疎通が出来る事を目指してただただ突っ走ってきました。

・3歳半~6歳まで→今後の人生のあり方として、小学校はおそらく普通級でその後の将来も発達障がいは抱えたまま何とか定型発達の人達と同じ様な社会生活を送らなくてはいけない・・・という覚悟を少しづつ固め、息子の真の自立を目標とする家庭療育や支援を行ってきました。

 

そして今、本当にこれまでやってきた事で良かったのか・・・

大きな悩みの真っ只中にいます。

 

 

これまで多くの各方面の先生方や関わって下さった方々に本当に恵まれて、うちの子は当初私が思った以上に伸びた部分もあったりします。

少なくとも2歳代の頃は小学校は普通級に居るとは思えなかった。

 

それに本人の伸びもありますが、社会的に理解が進み普通級でも多くのご支援をいただける様に変化してきた事も大きな要因ですよね。

 

ただ、本当にそれでよかったのかな?

本人には無理させてしまっているのではないか?

本人への無理強いが大きなひずみとなり、いつか大爆発を起こしたりしないだろうか・・・?

 

そんな不安に駆られてしまっています。

 

 

その大きな原因の一つが、昨年の転居や環境の変化への対応で子どもに多くのゲームをさせ過ぎた事だと思っています。

 

ゲームは楽しいです。

そこから伸びる事もある。

 

ただ、もう少し制限した方が良かったと思っています。

 

今の生きる楽しみがゲームになってしまった息子。

そう貶めたのは誰でもなく私です。

色々な手続きをしながら子どもの相手をするのが大変で、『少しの間だけ』とゲームに子守させてしまった。

 

だから今頃になってそのつけが。

毎日毎日

「宿題しなさい!」

「勉強しなさい!」

なんて怒号が室内を飛び交う結果に。

 

魅力的なゲームの面白さ > 私の怒号

 

勝ち目ナシです(^^;)

 

 

 

宿題も勉強も、本当の楽しさを伝えてやればそんな事言われなくても自分でする様になると思うんですよ。だからそれを伝えきれていない私に落ち度があるなぁと思う訳です。

 

はぁ・・・どうやってリカバリしていこうかな。

 

 

家庭内不和

 前回までの記事で、子どもの夏休みの宿題が大変すぎて怒りすぎてしまう、といった内容の事を書かせていただきました。

 

 無事夏休みも終わり、何とか宿題を提出できた次第ですが、怒りすぎた本当の理由って・・・子どもや学校だけのせいじゃないなと思い、家庭内のお恥ずかしい事情ではありますがあえて書き残そうと思いました。

 

 

夫の度重なる転職活動

実は夫はこの春転職したばかりでした。

以前勤めていた会社ですが、仕事内容には不満はなかったのですが、社長の一存で急に通勤先が部署ごと移転してしまったり、かなり難しい内容の仕事の割に部署全体への評価が低かった事、自分の持てるスキルを活かしたいという野心など、色々な思いの果てに転職する事にした様でした。

ただ、内容的にはこれまでずっと技術職で生きてきた夫の方向性とは少し違い、年齢的な事やこれからの展望も考えて管理者に近い様な業務を希望しての転職。

 

そして結果、新しい会社の社風や人間関係が合わないと言って入社2ヶ月で転職活動を始めてしまいました・・・。

 

夫も私と同じ業種でしたので比較的転職の多い業界ではある事は良くわかっているのですが・・・さすがに今回ばかりは絶句してしまいました。

夫のこれまでの経歴に対する評価は意外と高いのか応募書類を送ると案外面接までは進める会社もチラホラとはある様ですが・・・。ただそれで受かったとしてもまともなお仕事をさせていただけるのかどうか・・・こちらとしては傍で見ていて不安に感じてしまいます。

 

 

というよりも今の会社だって、「まだ入社早々なので夫の人となりや人間性などを確かめている様な、いわば試験期間であなたは試されているのじゃないかしら?」という私の忠言は一切耳に届かない始末です。

 

それどころか・・・私に息子の子育てや学校の事、そして寝かしつけなんかを任せておいてコソコソと何やらゲームに勤しんでいる様子*1・・・。

 

現実逃避なんでしょうね。

それ程までに会社環境が辛い・・・という事でしょうか。

 

確かにこれまでずっと働いてくれた事に感謝していますし、休ませてあげたい気もします。我が家に余裕があるなら大学などへ通わせてあげられたら良いなぁなんて思ったりもします。

だからゲームくらいは気分転換になるなら構わないのですが、コソコソじゃなくて堂々とやって欲しい気持ちもあります。

 

だから夫が少し変わってしまってからというもの、

”夫に育児を相談出来ない事やいつも私が子どもの問題を解決していかなくちゃいけないストッパー的な役割への不満”

そして

”この先への不安”

 

こんな事が重なって、息子に対して厳しい態度をとってしまうのだろうと気付きました。

 

 

そんな夫婦間の違和感を子どもはきっと敏感に察知していると思います。

今朝は

「学校って、休んでもいいの?」

「勉強つまらないよ。もう知っている事ばっかりしか教えてもらえないもん。」

登校渋りが始まってしまいました。

 

さぁて、どう解決していこうかしら。

 

まずは夫と話し合いからですね。

家庭内不和についての後日談は・・・書けないかもしれません(笑)が、息子の登校渋りなどについては少しその後の経過を記録していけたらと思います。

もちろん家庭不和だけではなく、本人がもともと集団生活が苦手だという点もあると思いますので、

・個別指導をお願いする事は出来るのかどうか?

・授業が既にわかっている事や復習の時間の過ごし方を先生と相談させていただいたり

・学校外で理科や科学などの塾に通わせてみたらどうか?

・思い切って月2~3日は休ませて、私と科学館や化石堀りツアーなどに行ってみる

こんな事を考えています。

この際ですから、登校渋りをどうやって解決してけばいいのか、整理してみたいと思います。

 

 

と、その前に近々私の備忘録的な事として、

・手作りマスクの作業工程などを一つ記録させていただきたいのと、

・夏休みの自由課題を手伝った理由や作業工程についての記録

この2つを書かせていただければと思います。

 

 

長文・駄文、失礼いたしました。

*1:これは勘違いだった様なので訂正させていただきます。この時はどうやら息子に攻略法を調べて欲しいと頼まれていた様でした。ただまぁこの頃からあまり夫婦間の会話というのを積極的にしなくなってしまった様に思います。最初は同じ方向を向いていた家族としての未来も、こうした事を通じてお互いに見つめる未来が少し別の所に移ってしまったのかもしれませんね。

宿題完了(T_T)

結局宿題をやってしまいました

前回、小学校の多すぎる夏休みの宿題に四苦八苦の様子をお話しさせていただきました後日談なのですが、

let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com

 

~努力しても出来なかった分は私が謝ろう~

と、そう息巻いていた私をよそに息子はなかなか手を止めようとしなかったのです。

 

結局うちの子の場合

・与えられた分量は全部こなさないと気が済まない。

・みんなと同じ内容をやりたい。

といった思いがあった様です。

大変な時間を費やしながら・・・宿題を全部やりきりました。

 

はぁ・・・

 

「夏休み、もっとやりたい事あったね。」

「市バス一日の旅とか、色々なアスレチックにも行きたかったね。」

「もっとプールにも行きたかった。」

「恐竜ももっと見に行きたかった(>_<)」

 

息子の口からやりたかった事がたくさんこぼれてきました。

だから明日からまた学校なんですけど、良く頑張ったご褒美にこれから恐竜展を見に行ってきます。

 

 

 

今後はこうした長期休みの宿題や日々の課題の出し方については、学校の先生に事前に調整いただく必要がある様です。

そうした事がわかってこちらとしてもいい勉強になりました。

 

同じ分量をこなすにしてもフォントサイズを大きめにしてもらうなどの配慮はいわゆる合理的配慮の範ちゅうとして認めていただけるといいなと思いますので、理解をお願いしていこうと思っています。

 

実は私自身は夏休み前に一度宿題をみせていただいた事があったので、その際に良く確認しておけばこんな事にはならなかったのでは・・・と後悔しています。

誰かにお願いしたりお断りしたり、相手を傷つけずに説明するのって私自身がとても苦手なので極力そうした場面を避けてきたのですが、そうした自分自身の苦手も変えていかなきゃいけませんね。

 

子どもを通じて私自身の苦手さも見事に露呈した一件でした。

 

 

 

学校の勉強って・・・?

ただそれとは別に、どうしてこんなに書字にこだわるのか、どうしてこんなに反復練習ばかりさせられるのか?

形の残る宿題ばかりじゃなきゃ評価し辛いからでしょうか?

何かを理解したり概念を習得していく事だって大事なんじゃないかなぁ。

 

私としては国語だから必ず国語、算数だから必ず算数の勉強をするのではなく、色々なアプローチがあってもいいんじゃないかな?なんて思うんですけれど・・・まぁ難しいですよネ(^^;)(家庭でやって下さい、と言われそうです(笑))

 

誰にでも読みやすい文字を書く事や反復練習が必要な理由は、まだ高校や大学受験で字が書けない(或いは書くのが辛い)、消しゴムがうまく使えないといった理由はまだ通用しないからなのでしょうか。

 

合理的配慮がもう少し浸透してくるとまた世の中の風潮も変わってくるかもしれませんネ。

 

 

 

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↑苦手ながらに最後に工作(小惑星探査機はやぶさのつもりです)してました。だいぶ手伝いましたけど(^^;)まぁ・・・『自分はこんな事に興味があります』と自己紹介がわりの位置づけになればいいなと思います。

怒るのや~めた(^^;)

親の勘

夏休み中なのでメインブログもこちらのブログもほとんど手が付けられない状況ですが、宿題に関する思いを少しだけ更新させて下さい。

 

小学校に入れば夏休みの宿題がある事は覚悟の上だったのですが、手先の不器用さなどが原因で初年度からかなり苦戦中の我が家です。

 

もうすぐ夏休みが終わろうとしていますが、、、まだ結構残っちゃっています(^^;)おかしいなぁ・・・毎日手を付けているはずなのに(>_<)

 

あくまでも私個人の感想ですが、

息子には宿題の内容が難しい・・・というよりも物量の問題かな?と感じています。

 

たくさんの字を書くのが辛い。

何度も何度も同じ字ばかりを反復練習しなくてはいけない苦しさから逃れようと朝から一日のらりくらりとイヤイヤながらに宿題にとりかかり、少し進んでは疲れて違う事に逃げ出してしまう。

逃げられない様に取り囲むと・・・ちょっとした指摘でさえも自分の手で頭や胸を殴打。いわゆる自傷行為に出てしまいます。

 

・・・なんと人生で無駄な時間を過ごしている事か。

 

今まで何年もかけて極力𠮟りつけず本人が言葉に出来ない感覚を出来るだけ汲み取って本人が納得する方法で解決する様に進めてきた家庭療育の成果があっという間に崩れようとしています。

 

先生が一生懸命出して下さった宿題を軽んじる訳では決してないですが、夏休みの宿題が進まないからといって自傷行為するまでに子どもを追い込むのは・・・違うなぁ・・・なんて。我ながら情けない日々を過ごしています。

 

だから、もう覚悟を決めました。

 

子どもに「宿題しなさい」と𠮟りつけるのはやめて、もし万一宿題の提出期限に間に合わなければ先生には私が謝ろうと。

 

何時間も付き合わなくてはいけない苦しさ故に私自身もついつい強い口調で𠮟りつけてしまいます。それを辞められない自分の未熟さについてはただただ反省するしかないのですが、

一方で宿題の内容そのものも量が多い事が苦手で本当に出来ない訳じゃない・・・と考えてしまう事そのものが甘えた考えなんでしょうかね・・・。

どんなに言い訳をしようと、今回の場合はやっぱり言い換えれば”怠慢”・・・になっちゃいますよね(>_<)

 

字を綺麗に書くのは確かに大切です。

”ね”が”わ”に見えるならもちろん直さなくちゃいけないでしょう。

”かって”が”かつて”に見えるなら、これもまだまだ練習が必要でしょうね。

 

でもそうじゃないなら・・・

本人が”あ”と思って書いた字を相手が”あ”と読めるなら、もうそれでいいんじゃないかな。字を綺麗に美しく書く事は書写の時間だけでいい・・・ですよね。

少なくとも、将来大学入試などで×にされない程度に書けているなら、それでいいんじゃないかなと。

 

今の時代はPCもありますし、タブレット導入への理解も進みつつあります。字だってコミュニケーションツールの1つな訳ですから、シーンによっては別の手段を選んだって良いと思うんです。

スキルとして字が書けることとは別に、たくさん文章を綴らなくてはいけない場面では自書に代わる方法で自分の考えを明確に表明出来る様な手段を身につけておく事も、手先が不器用な息子にとっては学校を卒業したその更に先にある将来を見据えていく上でこの子自身の身を助ける大切なスキルとなり得るでしょう。

 

学校ではまだそうしたツールを教材として導入しているところも少ないでしょうし、親の責任で教えていかなくてはと思っています。

 

だから尚更今は書字や宿題だけにとらわれず、

・夏休みにしか出来ない野山や自然に触れたり

・プールで自分の限界や体の動きを確かめたり

・自分の興味を通じて何かに疑問を感じたりその謎を自分で追究してみようと試みる事の方が大事なんじゃないかな?と思うんです。

 

つまり

『字で表現したい事って何?』

という事なんです。

 

大切なのは、

・他人に伝えたいと思う様な感情や経験をし、

・そうした自分の心に浮かんだ気持ちや考えをきちんと掴み取る事が出来たかな?

だと思うんです。

きっとそちらを育てる方が大事なんじゃないかなって。

それがこの子の成長を見守る中でずっと一貫して感じてきた事ですから。

 

そうした事をきちんと掴めたなら、共感を求める気持ちから自ずとそれを他人に伝える手段を探そうとするでしょう。

それが言葉であったり書字や絵といった方法で表出されていくというのが自然な流れなのかなと。

 

 

だから、これまでに息子と接してきた親の勘を信じてみようと思い、宿題ごときでガミガミ言うのは辞めようと決めました。

今は息子本人が望む事をもっと経験させてやりたいと思いますので。

宿題が出来ないからといって、ダメな子ではないと思います。

むしろ記憶力や考察力、好きな事への追求心といったこの子の良い点は宿題や学校教育ではなかなか評価しにくい点かもしれません。

そういった点を曲げずに見守る事も親の役目だと思っています。

 

 

夏休みが終わるころには宿題よりももっともっと大切な事を習得出来ていたらいいなぁ。

もうね、腹をくくってからというもの、

↓いろんなところへ連れまわしています(笑)

 

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野山の小さな生き物に目を傾けてみたり、

 

 

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 SLの運転席を見ては

「レバーって少ないんだね、どうやって運転するんだろう!?」

「石炭を入れるところは運転席のすぐ横なんだね、熱そう(>_<)」

「どうして運転席の反対にもう一つ席があるんだろう?」

なんて構造から色々な事を想像したり疑問に思ってみる事って大事だな、なんて宿題をサボらせながら小1の夏を過ごさせています。

 

 

さて、あと少しですから、一応諦めずに宿題に対して親子で最大限努力してみます。

結構しんどい夏休み。

あっという間に夏休みに突入してしまった我が家ですが、タイトル通りの日々を過ごしております。

 

もちろん楽しい事もありますし、そんな時間をもっと過ごしたいと思いつつも、やっぱりこれも”あるある”なのかなと思う事を少々メモ書きさせて下さい。

 

 

書字困難者の宿題風景・・・

夏休みの宿題といえば、私自身は宿題を均等に割り振り、その日の分を午前中にさっと済ませて遊びに行くというごくごくスタンダードなスタイルでこなしていました。

 

まぁ、でもどうしても苦手な宿題が続くと嫌さが募ってしまい・・・いわゆる逃避行動などに出た事もあります。

 

逃げたくて向き合いたくなくて何時間も宿題が手につかず

結局外に遊びに行く事も出来ずに寝る前までズルズルと。

最終的に親に散々怒られて仕方なく宿題をするという悪循環(笑)

 

これも良くあるパターンかと思います(^^;)

で、今の息子がまさしくその状態なんですよね。

 

計算はまぁまぁ好き。

暗算でもなんとか楽しんでやってくれています。

ひらがなも大事に集中して一文字だけを集中して書くならまだ耐えられる様です。

 

それが何度も何度も同じ文字を書く反復練習ばかりが続くとかなりイライラをぶつけられ、何とか治めて書かせたとしても結局内容そのものはヒドい・・・。

正直『こんな字なら宿題しない方がマシだ』、とはっきり心の中では思う事さえあります。

 

その上「その字は書き直し。」と少しでも指摘しようものなら、自分の頭や胸を叩いて自傷行為の様な行動にまで出てしまう始末。

これは私自身が拘束され過ぎて、指摘の仕方がどんどんキツくなってしまっているせいでしょう。。。

 

 

息子の言い分としては

・小さな字を書く運筆作業は疲労困憊

・その字や数字は意味を成す字ではない(つまり何かの答えや文章を書いている訳ではないのでただただ苦痛)

・多すぎて先が見えない・・・

 

(私自身は計算問題の方が辛かったので、こんな反復作業で宿題OKにしてもらえるなら毎日これでお願いしたいと思う程でした。だから「ただ字をかけば終わるんだから楽だと思うんだけど?」という私の感覚は息子には通じない様です。)

 

あまりに愚図るので途中で何度も休憩を入れたり、食事をはさみながら長丁場のお付き合いになります。

こうして毎日約3~5時間程宿題に付き合い、イライラをぶつけられ、その間家事も何も手がつかず。もうそろそろ私も限界・・・思わず音を上げそうです。

かと言って夫に任せると私よりもヒドイ八つ当たりで大癇癪を起こしてしまいます。たぶん夫の方が優しいから甘えてしまうのでしょうね。

 

家族全員どんよりと疲れて、毎日朝起きるのが辛い。

もはや親が完全にうつ状態です(笑)

 

 

でもこうして文字化出来た事で少し冷静になれました。

 

きっとこうした反復練習も今だけですよね。

正しい文字や数字をマスターする為に必要だから宿題として出されている訳でしょうし、少し目線を変えて手法を考え直してみようと思います。

 

辛いページは何日かに分けて、違う得意な宿題なんかとミックスしてやり過ごしていきたいなと思います。

 

本当は美しい書字を目指すなら、字だけを練習しているよりもアスレチックや遊具で手足をしっかりと動かす運動を組み込んでやらなくちゃいけないと思うんです。

でも今のままではその時間さえうまく組み込んでやれていません。

 

それどころかこのままでは『書字は微細運動の良い練習になる』という良い点が、ただ苦手な気持ちを増長するだけの悪いメソッドに貶めてしまいそうです。

 

 

頑張れ、自分。

ピンチはチャンス。

きっと今が一番しんどいはずなので、とにかく今を乗り切りたいと思います。

 

はぁ・・・。

夏休みなんて、プールに山に川に昆虫探しに、と楽しい事ばかりだと思っていました(^^;)

 

という訳で書字困難あるあると宿題を甘く考えていたあるあるのご報告でした(>_<)

 

※ちなみに本人に任せて放置する、という事はまだ考えられなくて出来ずにいます。低学年の基礎的な部分をしっかり習得しておかなくてはその次の段階に進む事が出来なくなってしまうと思うので、体力的には辛いですが今はしっかりと見てやりたいと思います。

 

嫌なイメージの消し方を模索中(ちょっと閲覧にはご注意が必要かもしれません)

今週はどうにもならない様なかなり厄介な事を解決しようと明け暮れた一週間でした(笑)

 

ちょうどメインブログで写真を使った共感という内容を書かせていただいた所なので、let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

今回の件も関連事項としてメモ書きさせて下さいね。

 

 

 

~視覚的なイメージに強い反面・・・~

(動物に関する少しグロテスクな表現が含まれます。苦手な方はどうぞスルーして下さい<(_ _)>お願いします)

 

 

 

 

 

 

 

ある日の夜でした。

ちょうど夕食も終えた頃、テレビで動物に関する驚く様な映像などを紹介してくれる番組を子どもと見ていた時でした。

 

その番組でかなりショッキングな映像が飛び込んできたのです。

 

 

それは・・・

カエルの口の中にギョロリと光る2つ眼玉。

それは寄生虫のせいで口の中に眼が生えてしまったカエルを取り上げた番組内容でした。。。

 

『しまった、回避が遅れた!!』 

時すでに遅しでした。。。

 

案の定、息子はしばらくの間あまりのショックで棒立ちしたまま身動きが取れずにいました。

 

 

その後は平然と過ごしていた様に思ったのですが、やっぱり後日嫌な予感が的中しました。

 

 

ある日、学校から帰ってその日の様子を聞いたところ、

「給食で小さめの魚の揚げ物があったけど、この前のカエルの口の中の眼を思い出してしまって食べられなかった。」

と言うのです。

 

そうなんです。

メインブログの記事に書きましたが、息子は美しい映像にも強い反面、非常にショッキングな映像にも強く反応してしまうのです。

 

日ごろから視覚的な映像の刺激の強さは良く考慮しているつもりなのですが、この様に予期せぬタイミングで映像が飛び込んでくる事もあり、やっぱり100%回避する事は難しかったりします。

 

 

 

 

~イメージの上書き~

よく、悪いイメージは良いイメージで上書きすると良いと聞くのですが、今回の場合の様に相対する良いイメージが何か皆目見当がつかない事も良くあります。

 

しかしショッキングなイメージは不意に何度も何度もフラッシュバックしてしまう可能性が高く、出来れば早く手を打ってやらなくちゃいけませんでした。

 

そこで私ならどうすれば少しは楽なイメージに変えられるか・・・

と考えた末に、そのカエルに対する正しい知識を理解してみようと思いました。

 

 

テレビ番組ではカエルがその様になってしまった原因として”イカリムシに寄生された事”と紹介されていました。

調べると、ある成長段階の際に寄生されるとそうなるのでは?といった内容の資料を見つけました。

そして、ネット上にあったそうしたカエルの写真をもう一度よく見ると、実は本来眼がある場所は窪んでしまって眼球はなく、口の中に出来てしまった眼が眼として機能している事などがわかりました。

 

そう、そのカエルは不便ながらも見えにくい眼を工夫して使い、エサを食べ、生きていたという事です。障がいやハンデときっと同じですね。

 

こうしてカエルのストーリーを追う事で、不思議とそのカエルにたいする気持ち悪さが払拭され、不思議な事にカエルに対する親しみの様な感情まで感じる様になりました。

 

 

自分自身でそこまで理解した上で、これまでに得た知識を息子に伝えてみました。

 

「(イカリムシが原因とは知っていたので)イカリムシをこの世からいなくするにはどうしたらいいの!?本当に腹が立つ~~~」といった反応や、

「あの眼は見えるんだね。」と少しほっとした様子でした。

これで嫌なイメージを払拭できるかどうかはわかりませんが、しばらく様子をみたいと思います。

 

息子は理科や生物が好きなので、今後おそらくこうしたショッキングな映像とたくさん出会う事になると思います。

 

でもその事実から目を逸らさず、相手を理解していく気持ちにつなげていけたらいいなぁなんて思いました。

初めての絵

ごくごく最近、とても嬉しく驚いた事がありました。

 

宿題も無事終えて、自由に過ごしていた平日の事。

息子が突然

「お母さん、この前買っておいてくれた新しい自由ノートちょうだい。」と言うのです。

なんだろ?と思いながら渡すと

「これこれ!」と言いながら早速一枚目に猛烈な勢いで絵を描き始めました。

 

「ボクね、好きなゲームの続きのストーリーを自分で考えたから絵に描いてみるね。」と。

 

覗き込んでみると棒人間や文字が並んでいてとても絵とは言い難かったのですが、自分が好きな2つのゲームをミックスして新たなストーリーを展開している様子でした。

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マインクラフトというゲームと青鬼2というゲームを合わせた話で、自分の好きなキャラで冒険するストーリーだそうです

 

これが、この子が初めて自発的に絵を描いて人に説明しようと試みた事でした。

言葉以外の道具を使って他人に何かを伝えようとした事がとても嬉しく新鮮に感じました。