ぎゅっぎゅっ、な毎日?

『ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記』(http://let-me-pick-you-up.hatenablog.com/)から派生した今現在の我が家の日記です。

嫌なイメージの消し方を模索中(ちょっと閲覧にはご注意が必要かもしれません)

今週はどうにもならない様なかなり厄介な事を解決しようと明け暮れた一週間でした(笑)

 

ちょうどメインブログで写真を使った共感という内容を書かせていただいた所なので、let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

今回の件も関連事項としてメモ書きさせて下さいね。

 

 

 

~視覚的なイメージに強い反面・・・~

(動物に関する少しグロテスクな表現が含まれます。苦手な方はどうぞスルーして下さい<(_ _)>お願いします)

 

 

 

 

 

 

 

ある日の夜でした。

ちょうど夕食も終えた頃、テレビで動物に関する驚く様な映像などを紹介してくれる番組を子どもと見ていた時でした。

 

その番組でかなりショッキングな映像が飛び込んできたのです。

 

 

それは・・・

カエルの口の中にギョロリと光る2つ眼玉。

それは寄生虫のせいで口の中に眼が生えてしまったカエルを取り上げた番組内容でした。。。

 

『しまった、回避が遅れた!!』 

時すでに遅しでした。。。

 

案の定、息子はしばらくの間あまりのショックで棒立ちしたまま身動きが取れずにいました。

 

 

その後は平然と過ごしていた様に思ったのですが、やっぱり後日嫌な予感が的中しました。

 

 

ある日、学校から帰ってその日の様子を聞いたところ、

「給食で小さめの魚の揚げ物があったけど、この前のカエルの口の中の眼を思い出してしまって食べられなかった。」

と言うのです。

 

そうなんです。

メインブログの記事に書きましたが、息子は美しい映像にも強い反面、非常にショッキングな映像にも強く反応してしまうのです。

 

日ごろから視覚的な映像の刺激の強さは良く考慮しているつもりなのですが、この様に予期せぬタイミングで映像が飛び込んでくる事もあり、やっぱり100%回避する事は難しかったりします。

 

 

 

 

~イメージの上書き~

よく、悪いイメージは良いイメージで上書きすると良いと聞くのですが、今回の場合の様に相対する良いイメージが何か皆目見当がつかない事も良くあります。

 

しかしショッキングなイメージは不意に何度も何度もフラッシュバックしてしまう可能性が高く、出来れば早く手を打ってやらなくちゃいけませんでした。

 

そこで私ならどうすれば少しは楽なイメージに変えられるか・・・

と考えた末に、そのカエルに対する正しい知識を理解してみようと思いました。

 

 

テレビ番組ではカエルがその様になってしまった原因として”イカリムシに寄生された事”と紹介されていました。

調べると、ある成長段階の際に寄生されるとそうなるのでは?といった内容の資料を見つけました。

そして、ネット上にあったそうしたカエルの写真をもう一度よく見ると、実は本来眼がある場所は窪んでしまって眼球はなく、口の中に出来てしまった眼が眼として機能している事などがわかりました。

 

そう、そのカエルは不便ながらも見えにくい眼を工夫して使い、エサを食べ、生きていたという事です。障がいやハンデときっと同じですね。

 

こうしてカエルのストーリーを追う事で、不思議とそのカエルにたいする気持ち悪さが払拭され、不思議な事にカエルに対する親しみの様な感情まで感じる様になりました。

 

 

自分自身でそこまで理解した上で、これまでに得た知識を息子に伝えてみました。

 

「(イカリムシが原因とは知っていたので)イカリムシをこの世からいなくするにはどうしたらいいの!?本当に腹が立つ~~~」といった反応や、

「あの眼は見えるんだね。」と少しほっとした様子でした。

これで嫌なイメージを払拭できるかどうかはわかりませんが、しばらく様子をみたいと思います。

 

息子は理科や生物が好きなので、今後おそらくこうしたショッキングな映像とたくさん出会う事になると思います。

 

でもその事実から目を逸らさず、相手を理解していく気持ちにつなげていけたらいいなぁなんて思いました。