家庭での学び3(手先を動かす。手と目を使う事。)
学校をお休みしていた間は教科書などを読み進めたりなどもしたのですが、取り組めそうな課題をしてみる事にしていました。
例えば大きく体を動かす運動としては
・家庭用のトランポリン
・うんてい
・鉄棒
・自転車
・野球のバッティング
・すもう
・手押し車
などなどです。
ごく最近の事ですが、また作業療法に通える事になりまして、そこで見せていただいた課題点なんかも取り入れて進めています。
で、実は今一番の課題は
『手先に力が入らない事かなぁ・・・』
と思っていたのです。
というのも春先から鉛筆の練習をしていく中で、どうやら手首までは力が流れていく様子を感じ取れる様になってきたかな???と思うのですが、どうも指先に力が入らない・・・んですよねぇ(T_T)
そこで指先を使う遊びを色々と取り入れてみました。
例えば↓
板にクギを打ち付けて輪ゴムで好きな形を作って遊んでみたり(細かい作業なので取り外すのが難しい部分は編み棒を使って取り外すなどの工夫を自分で考えて進めていました)、
↓最近の動物熱を利用して
ごくごく小さなブロックを組み立てる作業を何日かに分けて取り組んでみたりです。
他にもLaQ(パチッとはめ込むスタイルのブロック遊び)やRONDI(柔らかいブロック)なんかでも遊んでみたりしています。
だけどブロックっていうのは具体的に何か作りたい物がないとやる気が出ないみたいです。だからいつも作り方が載っている物しか作れません(T_T)
そんな訳で近頃の息子君、想像力を表現する道具としては以前マインクラフトというゲームの世界でブロック遊びをしていますとお話しさせていただいたかと思いますが、
let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com
実は最近はそれに加えてイラストを描くようになってきました。
自分の脳の中に浮かんだストーリーなんかを棒人間でササッと描いて、自分が今どんな想像をしているのかを私や夫に伝えようとしてくれます。
UPするには少し色が薄かったので補正しました。ですので現物とは少し色合いが違うのですが、黄色の人物が赤で囲んだモンスターと戦っている絵だそうです。色々な武器を準備して戦っている様子を私たちに伝えたかった様でした。うん、他人に気持ちが向いてきた様な気がしています。
あとは好きなイラストを切り抜いたりですとか、↓の様なクラフト遊びの一環としてハサミを取り入れています。
こんな事が果たして学校に戻った時に役立つのか・・・どうかはわかりませんが、私はこの子が抱える課題を一つ一つクリアにしていけたらいいなという思いで家庭療育を行っております。
しかし不思議な事ですが、あれだけ日々多弁な息子ですが、こうした作業中は全く無言なんです(笑)集中している時は口をとがらせる癖があるのですが、口をとがらせながら一生懸命作業に取り組んでおります。