いくつかの再挑戦(原始反射残存の見極め編)
~文字がマスに収まりにくい~
ある日子どもの漢字の宿題の様子を見ていますと、アレ?と思う事がありました。マス目をあまり意識出来ていない様な書き方をするんですね。(要するにはみ出しまくりって事です(^^;))
「もうちょっとマス目に収まる様に書いてみたら?」
とは促したのですがどうも書きにくそうです。
そんな様子を見ているうちに、そういえばずっと試したいけどなかなか出来なかった事を思い出しました。
発達関連を気にされている方なら一度はお聞きになられた事もあるかもしれませんが
”原始反射の残存”
を確かめてみたいとこの時思ったのです。
原始反射とは赤ちゃんがどうやら母体にいる頃から備わり始める反射機能だそうで、産後しばらくの間生きる為に必要な反応を反射機能として準備したもの、というのが私の中の認識なんですが、詳しくはWikipediaのこちらのリンク(『原始反射 - Wikipedia』)などをご覧いただけると幸いです。
こうした原始反射は前頭葉などの脳の発達に伴って少しづつこうした反射反応がなくなっていくそうです。脳の発達によって別の機能を獲得する事によりこうした反応が抑制される、という事だそうです。
~見極めにはそれなりに言語指示が必要かも~
で、ですね・・・
難しい事ばかりではわかりにくいと思うので、結論を。
ウチの息子のマス目に文字が収まらないのは原始反射の中でも”モロ反射”が残っているのでは?と考えました。
モロ反射は赤ちゃんが大声に驚いたり高いところから落とされそうになった時に両手を広げて上げてしまうポーズをとる反射です。ちょっとアリクイの威嚇ポーズに似てるアレです(笑)
そこで確かめた結果・・・やっぱりまだ薄っすらと残ってそうだ、という印象です。
どうしてモロ反射が残っていると書字を制御する力が弱いのか・・・?と疑問に思いつつ、『いや・・・ひょっとしてこれだけじゃないのかも・・・?』と、他の原始反射の残存の可能性も感じた次第です。
こうした残存が感覚の凸凹さや生き辛さに繋がっていたりしないかな?と思い至った訳なのです。
そうした経緯で他にもたくさんある原始反射について確認と改善を進めています、という主旨の内容を詳しく書き残したかったのです。
・・・が、ちょっと私自身が只今のっぴきならない事情であまりブログに時間を割けない状態でして(^^;)そちらがひと段落したら対応内容についても記録していきたいと思います。
という事で今回は原始反射の残存を意識し始めた経緯と”モロ反射”が残っていそうな事に気付いたよ、というお話でございました。
※実際に対応した内容などは↓こちらの記事に書きましたのでリンクを載せておきますネ。ご興味のある方はご覧ください。
let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com