それぞれの生き方
自立への過渡期
この夏休みを振り返ると、長距離のお出かけも楽しかったのですが何気ない日常がとても大切な夏になった気がしています。
今年は息子の成長もあり、私たち親から少し手が離れた感じがする一方、そうした息子の成長が家族それぞれの歩み方を考え直すきっかけを与えてくれた様に思います。
夫はより仕事中心に、私も旧友達との再会を通じて自分としての生き方を見直す時間を少しづつ持つことが増えてきた様に思います。
友人たちの生き方を垣間見ると・・・いつの間にか周囲は転換期を迎える人達だらけ。海外勤務になる人もいれば再婚して新しい人生をスタートさせる人もいました。
毎日精一杯子どもの成長を支える事だけに心血を注いできた自分でしたが、そんな彼女たちの力強さに何か自分だけが世の中から取り残されてしまった様な寂しさがそこにはありました。
そんな私自身の思いとリンクするかの様な息子の自立心。
ふと何故か、
『ウチもきっといつまでも今まで通りとはいかないだろうなぁ。そろそろ子ども中心の家庭から脱却していかなくちゃいけないのかも・・・それは息子の為にも。』
という考えが少しづつ浮上してくる様になりました。
息子をいつまでも子ども扱いするのではなく、一人の人間として成長していく下支えをしていかなくちゃいけないと強く思う様になり始めました。
大人になるまでにしっかりと子どもらしさを受け止めてやりたい気持ちは今も変わらないのですが、子どもは親が思う以上に成長が早く、
「ボク、一人でやってみる。」
なんてシーンが最近は増えてきた事が一つのきっかけです。
こうした息子の変化はきっと学校でしっかりと自分の居場所を作ってもらえた事で自己の確立が進みつつあるのでしょう。
という事で我が家は自立を見据えて転換していく時期を迎えています。
自立への葛藤や反動
しかしその反動がある事も今年は感じています。
自ら難しい課題に挑戦しようと高い目標を掲げてはみるものの・・・脳が疲れてしまうんでしょうね、激しく抵抗したり宿題に取り掛かるまでに4~5時間ぐずぐずして一日を過ごしてしまう事も多々ありました。
夏休みの一番大きな研究課題にとても難しい課題を選んだ様です。恥ずかしいですが、それはもう私にはついていけない内容だったりします。息子は幼稚園の年長さんの頃から恐竜でもなく、古生物でもないある生命の歴史に興味を持ち始めたのですが、今年の夏はそれを宿題に選びました。
しかしそんなに簡単な課題ではない様で、図鑑や本、動画を見たりネットを検索したりと、ある程度の情報を集めて理解する事までは喜んで出来るのにそれを他人に伝えようとまとめたり書き上げる事が苦手すぎて苦しい様です(T_T)
・・・って、傍から見れば小学2年生なんだからやり方がわからなくて当たり前だと思っています。
今彼が感じているのは生みの苦しみとでも申しましょうか。今後の人生で何度も経験していかなくちゃいけない辛い作業な訳ですが、真剣に向き合っているからこその苦しみ。うまく乗り越えていける様に見守ってやりたいなと思います。(って、実際にはかなりの抵抗感と夏の暑さもあって私までヒートアップしてしまう事も多々でした(>_<)猛省しつつ、夏休みはあと数日ですが楽しみながら見守りたいと思います。)
夏の思い出
そんな日々を過ごす一方で
↓火星大接近を一緒に見たり、
↓遅くなったけど手形足形をとってみたり。
好きな事や楽しい習慣は出来るだけ続けたいなと思っています。
とれた足形をよく見ると、なんと今年は土踏まずが出来ていました♪
聞くと案の定
「最近は足先の痛みがなくなったョ!」
との事。
↓一年前に足指の変形が進んでいたというお話しをさせていただいたのですが、 let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com
今年は足の形にあう靴が無事見つかり、学校でもしっかりと運動に取り組めている事でいつの間にか好転したのかもしれませんネ。
支えて下さる周囲の方々に感謝の日々です。