分かりづらい特性への考察 ~ちょうだい、勝手に~編
新学期が始まったというのに・・・
全然書き進められなくて自分でも凹み中です(^^;)
心理的な事もありますが、学科だけ受かっていた保育士試験・・・実技が受からないまま2年が経過してしまい今年は学科から受けなおす事になっちゃいました(苦笑)
でもそれも全然勉強する余裕がないので、とりあえず今回は2~3教科受かればいいなぁなんて思っています。
はい、言い訳はこの辺にしまして、今日はこの2~3ヶ月のうちに理解が進んだ特性あるあるを記録させて下さいね。
ちょうだい(要求)が言えない訳
結論から申しますと、
依頼やへりくだる事柄に対して心理的に圧迫感がある、との事です。
ある日息子と食事をしていたところ、
(息子)「コップがない。」
と言うのです。
以前から、息子はもう随分言葉が出るのに「お茶ちょうだい」と言えない違和感がありまして、ちょっと思いつきを試してみました。
(私)「うん、そうだね。でもさ、こんな時はもう少し別の言い方もあるよね?」
と。
すると
(息子)「お茶。」
と言うのですね。
(私)「お茶がどうしたの?」
と掘り下げてみると
(息子)「お茶が欲しい。お茶ちょうだい。」
と。
「お茶ちょうだい。」
が言えない訳ではないのですが、とても言いにくそうでした。
ですから
(私)「ねぇ、もしかして”欲しい”とか”ちょうだい”って言葉はマイナスイメージの言葉だと思っている?自分が欲しがる気持ちが悪いから言いにくい?」
と聞いてみたところ
(息子)「うん、なんかそんな感じ。」
言葉によっては、特性とまで言っていいのかわかりませんが、何故かマイナスイメージと捉えてしまう言葉がある様です。
もう一つ別の例を挙げてみますね。
「勝手に(≒適当に)」や「しなさい」と言わないで・・・
これは逆に息子が言われて傷つく言葉だそうですが、
「おやつは勝手に食べといて~。」
「宿題終わったら適当に遊んでいいよ~。」
勝手や適当という言葉を使うと息子はひどく怒りだします。
「勝手は悪い言葉だよ!使わないでよ!」
と。
「勝手に〇〇しちゃ、ダメでしょ。」
という言い方をする事が多いからでしょうか、マイナスのイメージになってしまった様です。
一緒に辞書を見て、『お勝手(=台所のこと)』だとか『It's up to you.(あなた次第)』という意味合いもある事を確認しましたが、一度定着したイメージを覆すのは当面難しいかもしれませんね。
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同じ様に言われて嫌な言葉として
「〇〇しなさい」
と言われるのをとても嫌がります。
強い命令口調には強い反発を見せます。
なので
「〇〇してね」
とか
「次は〇〇だね(するね/しようね)」
と言い換えれば何の抵抗もなく行動出来たりします。
言い方一つで求めている行動が出来たりしますので、気付いて下さる周囲の方の機知がとても大切で本当に助かるなぁと改めて思います。
何かのご参考になればうれしいです。
次回は『忘れた』と言ってしまう特性について記録させて下さい。