”モノを作る” を教える理由(草稿)や近況について
表題から『草稿』ってオイオイ・・・と思われた方もいらっしゃるかと思います。
草稿は他の人に読んでいただくものではないという事は重々承知の上なんですが、今回だけはお許し下さい。
理由は後ほど述べますね。
工作課題を通じて『モノ作り』を体感して欲しい
まずは”モノ作り”という事で、
息子は夏休みの自由課題で小惑星探査機の模型(?)を紙パックなどで手作りしました。
といっても全行程で私の手伝いがあったという事で完全オリジナルではないですが、何も無い所から一から作り上げるという工程を体感して欲しくて一緒に取り組みました。
その取り組みの今回の一番の核は
『作業工程を6分割し、一気に作り上げるのではない事を体感して欲しい』という事でした。難しく思える事もスモールステップで進めていくと出来るんだよ、という事を知って欲しかったのです。
その作業工程とは
(1)ネットや本を探し、モデルとなる探査機の写真やイラストを選定する
(2)その写真を元にざっくりとしたイラストを描く
(3)(2)のイラストを使っておおまかな比率や寸法の目安を測る
(4)(3)の寸法をもとに、材料を集め、サンプル品を作ってみる
(5)(4)のサンプルや作成工程を検証しながらプラモデルの様に組み立て図を作成する
(6)(5)をもとに作成する
と、細かく作業を分ける事で、何もない所から作っていくんだと教えたかったのです。
これは、きっと息子の性格や特性を考えればITなどの技術職や研究職を目指すのが一番向いているのではないかな?と親なりに思いまして、今のうちから順序立てて作業を組み立てていく考え方を身につけてやりたいと思ったからです。
それにIT業じゃなくても順序立ててシーケンシャルに処理していく事は頭の中をシンプルにさせてくれると思いますし、こうした考え方の基本を少しづつ教えたいなと思って取り組みました。
・・・という内容を写真付きで記録しておきたかったのですが、ちょっと現在の話に絡むことを今お話しする事が難しい状況にあります。
近況について
『草稿』としたのは、今、学校での出来事を詳細に書くのが少し微妙な状態にあるからです。
詳細はお話しできませんが、うちの子・・・不登校気味になってしまいました。
小学校1年生で不登校かぁ・・・。
経緯やどう解決していったのか、本当は記録に残して(未来にこの文章を読んで下さる方も含めて)皆さんと情報共有をしていきたいと考えていたのですが、今はあまりにリアルタイムすぎて書き残すのが最良の策ではなさそうです。
いつか・・・
いつか、気楽に笑って書ける日が来る事を目指して、解決に向けて動いていきたいと思います。
そんな気配を感じ始めたここ数か月、
特にこの数日は
『母親の私が闘わなくちゃいけない。
でも誰と闘うんだろう。
教育現場なんて、100年単位で培われてきたもの。
それを一人の母親が動いたとて、何か変わるのだろうか?
そしてそもそも一体何に立ち向かわなくちゃいけないんだろう。』
と、見えない何かを変えていかなくてはいけない重荷に耐えかねて塞ぎ込んでしまう事もありました。
息子も参っているけど、それ以上に私自身が眠れなくてかなり高ぶった気持ちのままで朝を迎える日もありました。
ちょうど今、昨日放送された発達障がいに関するTV放送の録画を見終えました。学校によって、先生によってこんなにも差があるのか・・・と。
理解が進んでいる学校は発達障がい、というよりも一人一人の個性に対して理解を示し個別や全体などで適切な本当の支援を(それこそ支援という考えもちょっと変かな?と思える程に)ごく普通に与えて下さるところもあり、
一方では全くそうではない(辛い・苦しいは甘えなんだと切り捨てらてしまう)ところもあるのが現状です。
『思い返せば幼稚園やこれまでに居られた環境は本当にラッキーなくらい恵まれていただけなんだなぁ。本当に良い先生や環境にただただ幸運さだけで巡り合えて来れただけなんだ。』
と、改めて痛感しました。
どうか、今、学校や会社に行けなくて辛くて苦しい思いをしている子ども達や大人の人達の気持ちの分まで少しでも多くの人に伝えていける様にどうぞ見守って下さい。
その為にはまずは『闘う』なんて物騒な気持ちでもなく、『諭す』といった上から目線な言い方でもなく、『相互理解』という本来の気持ちに戻れます様に。
頑張れ、私。
冷静にならなくちゃ、ですね。