ぎゅっぎゅっ、な毎日?

『ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記』(http://let-me-pick-you-up.hatenablog.com/)から派生した今現在の我が家の日記です。

お口の過敏と口蓋皺襞について

お口の中のデコボコ

↑いきなり小難しいタイトルで始めてしまい申し訳ございません(^^;)

 先日の記事でもう一つ気になる事があるとお伝えしたのですが、それがお口の過敏さについてなんです。

 

実は最近メインブログで口腔内の過敏さの緩和をはかるために↓脱感作というマッサージを取り入れている事をご紹介したのですが、

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

こうした振り返り記事を書いておりますと(息子の足のトラブルの件もあり)、少し丁寧に息子自身の体をみてやりたいなと省みた訳なのです。

 

『そういえば最近口腔内のマッサージ、あんまりやれてないなぁ。』

 と、ふと思いまして、

「お口の中をゆっくり見せてね?マッサージしとこうね。」と息子を寝かせてみるとあらびっくり(;^ω^)

 

上あご側の内側には口蓋皺襞(こうがいすうへき)という部分があるそうですが、その凸凹が激しすぎるのです。*1

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随分長らく気にかけるのを忘れていたので・・・何とも言えませんが、3歳代に見た時よりも発達している様な・・・

って、母乳を吸うのに必要な凸凹ならもうそろそろある程度平坦になってきても良いはずなのに変ですよね(;´Д`)

 

試しに歯ブラシの裏側でちょっとこすってみると

「痛い・・・気がする。」との事(^^;)

 

「いつから痛いの?」と聞くと

「実は四月ごろからちょっと痛いなぁと思ってたんだ~。」

と本人はあんまり深刻そうではない返事。

 

でも大体話が見えてきました。

 

 

すり潰し食べを辞めてみよう

実は息子には食事の際に一種癖の様な変わった食べ方をする事があるのです。

それはかなりの頻度で食べ物を噛まずに舌とこの口蓋皺襞で食べ物をすり潰す様な食べ方をする、という事です。

(そんな時は↓の様な表情をしているのですぐにわかります。)

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どうも、この食べ方が良くないんじゃないかなぁと。

 

前々からいつかは卒業させなきゃとは思っていたのですが、これまではまだ口腔内の他の部分(ほほ袋の内側や舌の裏側など)も敏感そうな事もあり、このすり潰し食べを無理に辞めさせようとはしませんでした。

 

しかし給食でしっかりとした歯ごたえの食品を食べる機会も増えてきましたし、口腔内の過敏さも歯ブラシを当てても随分マシに見えますので思い切りました。

 

「よし、そのすり潰して食べるのは少しお休みしてみよっか?もし痛みが治まればそれが原因だったんじゃないかな~。」

と伝えてみたんです。

 

これを良い機会と思い、すこし食べ方の改善を試みたいと思います。

 

 

という訳で、今月は

『体の確認強化月間』*2という設定で過ごしています。

 

 

 

*1:皺襞の漢字が間違っておりましたのでこっそり修正させていただきましたm(_ _)m

*2:みなさまのおうちでもされているかもしれませんが、我が家でも”○○強化月間”と称して、今ちょうど子どもの発育が芽生えそうな部分を重点的に扱う試みをしたりしています。

こだわりすぎて足指に危機迫る(>_<)

梅雨のお楽しみで発覚

 

先週後半はちょっと気になる事が連発して発覚した日々でした。

 

事の発端は、実は↓過去記事でお話ししました『梅雨の楽しみ、手形足形』だったんです。

let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com

 

手形をとった数日後、”そういえば去年のものと比べてみたいなぁ”なんて思いまして、ゴソゴソとあちこち探し回り、何とか見つけ出してきました。

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↑ちなみに去年はこんな感じだったんです。

 

『ふむふむ。手はずいぶん伸びた様な感じがするな~。

ってあれ・・・?足のサイズ、全然伸びてない様な気が・・・(^^;)?』

違和感を感じて慌てて定規で測ってみると数ミリしか伸びていなかったのです(;^ω^)!!

 

そこで息子が学校から戻ってきたところを確認してみると…

息子君の足がちょっと大変な事になっていました(;´Д`)

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指が変形しちゃってました・・・。

(あんまり綺麗な画像でなくて申し訳ございません(>_<))

 

しかも、しかもです。

足の裏には魚の目まで作ってしまっていましたぁ(T_T)

 

ちゃんと見れていなかった、、、ですね。花なんて眺めてる場合じゃありませんでした(:_;)

 

 

 

お気に入りの靴にさよならする

週末、渋る息子を何とかなだめてスポーツ用品店へ。

というのも実はずっと前から新しい靴を買おうと何度も何度も促してきたのですが、本人がどうしても今の靴が気に入っていて違う靴を履きたがらなかったという経緯があったのです。

 

こだわりが行き過ぎて、良くない方向に。。。

きっと足は大きくなろうとしていたはずなのですが、

それを窮屈な靴の中に無理矢理押し込めていたからこんな結果になったのではと思うんです。。。

 

「でも大好きな靴だから。」

「どうしてもこの靴を履きたいから。 」

そうした本人の強い思い故にうやむやにし続けてしまいました。

 

はぁ。。。

大好きなものに固執したり、こだわりつづけるのは息子の性分。

だからそれを上手く軌道修正していく方法を見つけるのも私たち家族の役割だと思っています・・・だから今回ばかりは私の落ち度です。

 

幸い(?)本人が指の曲がり具合を見て、『これは良くない』と理解した様なので何とかお店までは来れました。さて、何としてでも本人が気に入る靴を見つけなきゃ。。。

 

と思っていたら案外あっさり

「あ、この靴がいい!」と本人が履きたいと思える靴が見つかりました。

 

こんな事ならもっと早くに連れてくれば良かったです(=_=)

 

 

しかしどうも足裏の魚の目、本当は痛みがあると思うのですが、私が触らない限りあまり気付けていなかった様で・・・見えない部分はまだ鈍麻さが残っているのかもしれません。

 

 

さて、次回は実はもう一つ発覚した本人の身体的な特徴について記録させて下さい。

夏の気配

昨日のメインブログでは更新途中でUPしてしまうという痛恨のミスをしでかした私。。。申し訳ございません(^^;)

何か特別に忙しいという訳ではないのですが、ここのところ日中は雨の合間を見計らいながら雑草抜きやら植物のお世話なんかをして過ごしています。

 

すると色々な生き物の気配を感じるんですよね。

いよいよ夏がすぐ目の前に迫ってきたな~と日々感じています。

 

今日は今年初めてのセミを見ました。

ちょっと弱っている様でしたが、元気になって空を飛んでくれるといいなぁと思いながらパシャリ。

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↓こちらはカミキリムシでしょうか?(息子はあまり虫には詳しくないので私もあまり昆虫には疎くて。。。間違っていたらすみません。)

カミキリムシ君、のんびり歩道を歩いていらっしゃいました(笑)

”踏まれちゃうよ(^^;)”と思い公園へ連れて行こうと持ち上げたらキーキーと何とも可愛らしい声で怒っていました。

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先日、息子と夫と3人で近くの川で蛍を見ました。

初めて蛍が舞うところをみた息子はとても感動した様子でした。小学生の間にたくさんの生き物や自然を感じさせてやりたいなと思っています。

 

 

そして植物も。

↓こちらはやっと咲いたサンパラソルというお花。去年はあまり日当たりを確保してあげられなくて結局咲かずじまい。今年は無事咲いてくれてホッとしているところです。

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うちの子が花が好きなのを良い事に、子どもが学校へ行っている間に少し土いじりをして日々の心の糧にしています。

 

子どもも植物も動物も、みんな日々の歩みはとても小さい様に思いますが、それでもみんな毎日確実に成長しているなぁと感じます。

 

 

以上、更新が滞っている言い訳でございました(-人-;)

梅雨のお楽しみ

我が家の梅雨の恒例行事が

↓じゃーん、『子どもの手形足形をとる』なんです。

 

元々は梅雨にあまり外出が出来なくても出来る遊びを探した事から始まりまして、今では楽しい感覚遊び+良い記念となっています。

 

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うっかり引っ越しのドタバタで去年までの手形足形が見当たらないのですが、まぁどこかにあるハズですので今年も残しておこうと思います。

 

絵具のベタベタをキャッキャと楽しんでくれる程にまで感覚の過敏さは穏やかになってきました。

大きくなったなぁ(*^^*)

食べる苦痛・聞こえる苦痛

 前回の中で、息子に小学校で知る楽しみを感じてくれたらいいなぁというお話しをさせていただきました。

let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com

図書館や学校にしかない多くの資料を直に触れて知る楽しみをどんどん感じてほしいなぁと思う今日この頃です。

 

ただ逆に小学校に行けばおそらく避けて通れない2つの苦痛があるだろうと思っていましたが、それが現実味を帯びてきました。

 

それがこのサブブログを続けさせていただいている点に繋がるのですが、1つめは給食が食べられないだろうという点です。

もう1つは聞こえすぎてしまう苦痛です。

 

この2点、うちの息子はどんな結末を迎えるのかをどこかに書き残したかったという思いからこのサブブログに記録する事にしました。

 

 

6年間コシヒカリだけを食べたお子さん

息子の偏食は最初から酷かったというタイプではありませんでした。

離乳食の頃は今よりはマシな方で、ゆでた根菜類なんかも少しごろっとした状態でも口にしていた事もあって、まさかよもや給食でここまで苦労するとは夢にも思っていませんでした。

 

しかしそれが1歳~2歳頃から涙目になりながら美味しさではなく苦痛を味わうかの様な食事風景へと変わっていった頃、私はネット上で同じようのなお子さんの行く末を探す様になりました。

 

結局当時はあまり先の事はわかりませんでしたが、2chのとあるスレッドに6年間白米(しかもコシヒカリのみ)しか食べないお子さんを育てるお母さんの書き込みを読んだ事がありました。

 

ご家族はさぞ大変な思いをされているでしょうし、何より白米しか食べられない本人の辛さたるや・・・。

 

今まで経験した事ない食べ物は不安で、いつも同じ味しか安心できず、仮に少し口にしてみても違和感から吐き戻してしまうという感覚はきっと本人にしかわからない事だと思います。

 

その辛さをうまく言葉で表現出来れば料理を作る側としてももう少し手助け出来るかも?とは思うのですが、これまた不幸な事に言葉の表出にも困難さを抱えているのでうまくいかないのでしょうね。

 

ですから同じ辛さを抱えるお子さんやそのご家族の為にも、息子の食事がいつどの様に改善していったのかを記録する事に意味があるんじゃないかなぁと思って書き残しています。

 

歯が永久歯に生え変わったら安定したよ、とか

中学校に行って運動量が増えたら何でも食べる様になったよ、なんてご報告が出来れば良いなぁと思っています。

 

 

小学1年生の現状は

で、最近の現状はですね・・・

学校の給食はお米(パン)と牛乳しか飲めず、体調を何となく崩してしまいましたのでお弁当を持参させて頂いております(^^;)

幼稚園の卒園と同時にお弁当に悩む事がなくなってホッとしたと思ったのも束の間でした(笑)毎日おかずだけ作っております。

 

「何が何でも学校の給食を食べてきなさい!」と言えたら楽ですけれど、

「とりあえず一口づずチャレンジしてみて、ダメならお弁当を食べてね。」と伝えています。

 

幼稚園の頃のお弁当には必ず1品だけチャレンジ食材を入れていましたが、今は入れていません。

当面は本人が訝しがらず安心して食べられるおかずのみにしようと思っています。

 

日本語独特の混乱とその解消

知る楽しみ

↑大仰なタイトルにしてしまいましたが、何のことはありません(笑)

単に息子が”てにをは”だとか”がはもを”といった助詞の使い方や聞き分けが苦手だという事のご紹介なのです(^^;)

 

うちの子は聞き取りが苦手な部分がありまして、それはもちろんもっと幼少の頃からわかっていた事ですのでずっと継続して本人の気付きに繋がる支援をしてきました。

 

例えば語順への理解に弱い所があり、

「うさぎをかめが追いかける」

は何故か理解出来ている様子なのに、反対の

「かめがうさぎを追いかける」という語順だと同じ意味なのにわからなくなるというちょっと変わった独特の言語理解をしている様子がありました。

 

こうした事への支援については実体験などを通じて気付きにつながる様にと促してきましたが、あえて息子の弱点に気付きつつも教えなかった事がいくつかありました。

 

それは

「え/へ」

「わ/は」

「お/を」

の使い分けなんです。

 

耳だけの情報だと同じ音に聞こえてしまうので、きっと息子は大きな混乱の中にいるのだろうと日々想像出来てはいたのですが、この点はあえて教えませんでした。

 

それは・・・

『学校で知る楽しみを残しておこう!』

と思ったからです。

 

そしてその日がやってきました(笑)

学校から帰るなり目をキラキラさせて

「お母さん、”お”は”を”もあるんだよ!”え”も”わ”も同じ音だけど使い分けなきゃいけないんだよ!!」

と楽しそうに学校で教わった事を私に話していました。

 

今まで自分が気になっていた事を教えてもらえてとても楽しそうな様子がうかがえます。

学校に行けてよかったネ。

 

 

それ以来家庭では事あるごとにこの話をするものですから、近くにあったホワイトボードで問題を出したりして遊んでいます(*^^*)

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うちは高機能自閉症といわれるタイプの子で言葉が流暢ではないのが特徴なのですが、全く言葉が伸びないという訳ではないのです。こうして学校で丁寧に教えて頂ける国語の内容からも日々言葉が伸びている事がはっきり感じられる毎日を過ごしています。

 

入学後の”あるある”4【全員集合編】

まだあった、なるほどな”あるある”

先日、こちらの地域では日曜参観がありました。

1~3時限目まで見てよいとの事でしたので、夫と二人で朝からずっと子どもの様子を見て回りました。

 

いつもとは異なる雰囲気の中で、しかも聴覚過敏が強い息子にしてはたくさんの音が入り混じる中、良く頑張ったと思います。

 

そんな中、また”あるある”を見つけてしまいましたのでご報告がてら記録させて下さいネ。

 

 

体育の授業にて

公開授業の1コマに体育がありました。

 

今から思えば体育を公開してもらえて非常に好都合だったのですが、

「はい、集合ー!」と言われても集合できず一人でふらふらしている息子がいました。

その後先生から個別にお声がかかったり、気に掛けてくれるお友達が呼んでくれたりで何とかみんなと合流している様子でした。

 

何度かそうした様子が繰り返されましたので

『ムムム、あの動きは怪しいゾ・・・?』とピンときました。

(感じた違和感を即座に夫と共有したかったのですが、夫は朝からふらふらと落ち着きのない息子の様子に少しイライラしていた様子でしたので、その場では「あの動きは怪しいネ。」とだけ伝えておきました(笑))

 

で、どんな違和感だったかといいますと

目の焦点があまり合っていない様子でフラフラとその場の近くをうろつく息子の様子でした。

こんな時は何かに困っていたり、不安感があるものの自信が無い時とか、、、何となく助けを求めている様子に見えたんです。

 

『あの子、”集合”の意味がわかっていないんじゃないかしら?』

→”全員”集合(=つまり自分も含まれる)という意味がわからないのか、ひょっとするとボクも集まる必要があるのかもしれないと気付き始めているけど、本当はどうすればいいのかわからないのでは・・・?と思ったのです。

 

鉄は熱いうちに打て

という事で早速夕食を食べながら息子に”集合”の事を切り出してみました。

私)「あのね、体育の時に先生が”集合”っておっしゃったのは聞こえてた?」と聞くと

子)「う~ん?そうかな?」と何とも頼りない返事でした。

 

そこでついに参観の件で息子に業を煮やしていた夫がストレートにズバリと

夫)「先生が”集合”っていう時は〇〇さんも△△君もクラスの全員集まって下さい、という意味なんだよ。」核心部分を伝えてくれましたので(笑)*1

私)「そうそう、(〇〇さん)という部分は省略されて隠されているという事なのよ。意外でしょ?」と続けました。

 

するとやっぱり息子は

「え~、そうなんだ。じゃあずっと聞いてなきゃいけないんだね( ゚Д゚)」(←おいおい、やっぱり今まで聞いてなかったって事ですね(^^;))

といった反応をみせていました。

 

この『主語が省略されている場合、自分も含めて呼びかけられている事がわからない』という自閉っ子には大変メジャーなあるあるですが、ウチの子も多分に漏れず・・・という事でした。

 

一応本人には説明した事で「次回からは気を付けてみる」という事だったのと、おそらく担任の先生は気付いて下さっている様子でしたのでこのまましばらく様子をみたいなと思います。

*1:かなり教室での立ち歩きが酷かったのがショックだったらしくていつもはかなり穏やかな夫ですがついつい息子に直球で語り掛けていました(笑)ですから夫にはこの後で「普段はもう少し落ち着いているらしいよ、今日はたくさんの父母の方がいらっしゃったから緊張した中で良く頑張った方じゃないかな?」とフォローしておきました^_^;