ぎゅっぎゅっ、な毎日?

『ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記』(http://let-me-pick-you-up.hatenablog.com/)から派生した今現在の我が家の日記です。

私の事情

これを記録する事は・・・

正直とても悩みました。

 

でも同じ境遇の方がもしかしたらいるかもしれないし、未来同じ境遇に陥ってしまう方を一人でも救いたい思いで記録する事にしました。

 

 

以下は息子の不登校にまつわる私の事情です。

 

 

 

それはある日突然の事でした。

 

息子が学校に行きたくないと言い始めたのです。

ですのでしばらくは休んだり数時間だけの登校の日が続きました。

 

するとある日

「学校での様子を見に来てください。」

という先生方のお声に甘えて授業を拝見する事となりました。

 

 

そして・・・

その日から母子登校が始まってしまったのです。

 

息子は私がいなければ最早学校に行けない状態に陥っていました。

 

私としてはそんな状態なら休ませたい気持ちの方が強くありましたが、

『いったいこれまで何がこの子の身に起きていたのか・・・』

を知るべきだと思い、息子と登校を続けたのです。

 

 

何があったかは見に行った当日すぐにわかりましたし、

息子がこれまで断片的に話していた全ての事が数日内で判明しました。

 

 

正直もう少し早く乗り込めば良かった・・・

という思いと

乗り込めば必ず何かを指摘しなくてはいけない心苦しさ

 

その二つの葛藤の中をこの数か月生きてきた事に改めて気付きました。

 

 

息子の事情はまだお話しできませんが、

こうして息子と母子登校を進めていく中で・・・私自身が、そして家庭が大変困窮した状態に陥りました。

 

家庭の食糧が底をつきたのです。

 

 

朝5時に起きて息子と夫の弁当を作り、

8時に息子と一緒に登校。

昼の3時に息子と一緒に下校し、

宿題や習い事への付き添い。

しかし学校で体力を消耗しヘトヘトな為宿題も明日の準備も思う様に進まないのです。

それが終わってから朝のお茶碗を洗い、ようやく夕飯の支度。

 

こんな事態でしたから当然買い物なんてする時間的な余裕が無くなってしまったのです。

 

食糧が尽きてからは夕飯は外食で済まし、

子どもを寝かしつけてから夜中に洗濯機をまわす事に・・・

 

 

すると子どもの就寝リズムが崩れたり、夫の休息の時間もなくなり夫婦喧嘩が絶えなくなりました。

 

そして翌日学校に行くと・・・

次第に判明する想像以上に辛い現実。

 

そうした状況を日々口頭で夫に伝えてはいたのですが・・・

実際には見ていない夫にはなかなか深い理解は得られませんでした。

 

 

 

こんな生活を続けてまで

学校に行く必要があるのかな・・・?

 

『学校も大切だけど、学校を優先して家族がバラバラになるくらいなら学校を諦めるという選択もアリなんじゃないかな?』 

ある朝ふとそんな思いが頭の中から消えなくなってしまいました。

 

 

 

ただまだその時は吹っ切れなくて、

最後の頼みの綱と思っていた相談機関に電話で学校での状況の改善について相談をしたところ

 

「見たわけではないというお断りはさせていただきますが、聞いた感じではあなたのお子さんの方が悪いと思いますけど。」

 

というお返事を受けてしまったのです。

 

 

もう・・・

いいや。

 

きっといまは誰に相談してもわかってもらえない時期なんだな。。。

息子の体調の回復を目指そう。

 

こうして学校へ行く事は諦めたのでした。

 

 

 

というのが今回不登校の一番最初の瞬間です。

 

 

そしてどうすれば良かったのかはまだ未解決ですが、

どうぞ他の皆さまは私と同じ轍を踏まれる事がなければいいなと思い、恥ずかしい記録ではございますがここに残しておきます。