ぎゅっぎゅっ、な毎日?

『ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記』(http://let-me-pick-you-up.hatenablog.com/)から派生した今現在の我が家の日記です。

脳波とかむずむず脚症候群とか。

今日は脳波やてんかん、その他発達障がいに関連する症状についての理解を進めた事を記録させて下さいね。

 

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自閉症や発達障がいの方にとって気になる事の一つに”てんかん”が挙げられるのではないでしょうか?

私も息子がまだ乳児期だった頃からてんかんがあるかどうかずっと気になっていたのですが、先日脳波を計測する機会がありましたので、記録しておこうと思います。

 

 

脳波の測定結果

結論から申し上げると、てんかん波は計測されませんでした。

結果にひとまず安心した訳です。

 

てんかんって、自閉症の方の発症率が高いとされているそうです。

発作の種類も多岐にわたり、はっきりわかりやすい症状のものもあれば、中には人知れず発作が起きてしまっているものまで様々あるそうです。

 

もし私が気付けていないだけで、息子がボーっとしている様にみえて実は発作の一種だった・・・なんて事が無いように、出来れば早期に投薬などの適切な処置につなげていきたいとは考えていました。

 

で、結果てんかんではなかった・・・のですが、今回そもそも脳波を計測する事になった経緯ですよね。

 

それはですね、、、寝ている間に体がビクつく様になってしまったからなのでした。*1

 

 

 

 

むずむず脚症候群

ある日、息子が寝ている間の事なのですが、彼の足や体がビクンっと結構激しく動く事が頻繁に起こる様になってしまいました。

 

それが一度や二度ではなく、一夜の内に何度でも起こってしまうのです。

 

当時、まだ冬場で足先が冷たい息子は私の体に足をくっつけて寝る事が多くすぐに気付けたのですが*2、早速「寝る時」+「 足がビクッ」をネットで調べてみると・・・

 

するとすぐに二つの症名が浮かんできました。

  1. 睡眠時ミオクローヌス
  2. 周期性四肢運動障害やむずむず脚症候群

どちらもですね、不随意運動と言いまして、本人が意図しない無意識的な動きをしてしまう症名なんですね。

 

更に調べた結果、1の睡眠時ミオクローヌスであれば誰にでも起こる生理的な動き、という事がわかったのですが、2の方が少し対応が難しい・・・かもしれない事がわかりました。

 

 

やっぱり・・・鉄不足?

調べますと、2の『周期性四肢運動障害』、『むずむず脚症候群はどちらも恐らくドパミンに関連した症状です。

 

私は医師ではありませんので、それぞれの詳細について正しく語る事が出来ないため、ここではあまり深く言及しないでおこうとは思います。

なのでざっと軽く私の現在の認識・・・をお話しさせて下さい。

 

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人は成長するに伴い、赤ちゃんの頃から生きる為にもともと備わっていた原始反射をそれぞれ脳機能を発達させ代わりとなる別の動きに変えて成長していきます。

 

それがうまく切り替わっていかず原始反射が残ると不随意運動の様な、本人が意識していない様な体の動きとして残ってしまう、と私自身は今現在認識しています。(間違っていたらごめんなさい<(_ _)>)

 

ドパミンは、そうした原始反射の代わりとなる脳機能なんかをうまく働かせる為に、いつも脳内で神経伝達物質として大活躍しているのですが、そのドパミンが不足してしまうと、こうした脳で統制された動きが出来なくなってしまう*3・・・その一つが今回浮かび上がった周期性四肢運動障害やむずむず脚症候群なのかなと。

 

で、こうした場合にドパミンが不足してしまう原因として、鉄不足が挙げられるそうです。

鉄欠乏性貧血の方の罹患率が高い・・・と多くのサイトに書かれてありました。

 

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!!!!!!!!!

鉄不足・・・?

そういえば息子は1歳過ぎから泣き方が激しくなり、病院に駆け込んだ事があったのですが、その時に貧血を指摘された事があったのです・・・。

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

やっぱりあの時の医師の指摘にはきちんと耳を傾けるべきだったと今更改めて思います。

鉄不足だと今後どういった事が起こるか、

こうして振り返ると当時の私はあまりにも知識不足だと言わざるを得ません。。。

 

 

鉄欠乏性貧血の場合、注意欠陥やこうしたドパミンに関連する諸症状が出やすいという事があるそうです。

 

その理由の一つとして、

鉄が足りないとドパミンセロトニンといった神経伝達物質をうまく生成出来ないそうなのです。

鉄不足は神経伝達物質の不足にも繋がるという事になりますね。

(ごめんなさい、私は引用元や典拠をはっきりと示すタイプなのですが、今は少し時間がなくて、後で必ず挙げさせていただきますので今はこうした書き方な事をお許し下さい<(_ _)>)

 

もちろん、体内のどこで鉄をロストしてしまっているかは突き詰めた方が良いと思います。ただ、私に出来るのは、

”食品として摂取する量が不足しているから、体内で必要量のドパミンセロトニンを作る事が出来ない”

と仮定し、経口摂取量を増やしていく事だけでした。

 

 

 

完母でもフォローアップミルクを。

そういえば、今回改めて勉強して学んだ事がありました。

 

生後1歳前から飲む事が出来るフォローアップミルクって、完全母乳の人にこそ飲んで欲しいミルクだったのですね。

ミルク育ちのお子さんの場合、鉄はもともと飲んでいるミルクに必要量含まれているので貧血のリスクが少ないそうなのですが、母乳育ちの場合にこそ鉄が少なく、又離乳食が始まった頃は特にまだ食べられる物も偏りがある為、この頃急激に成長するお子さん達にとって必要なカルシウムや鉄が不足しがちになるそうです。

 

フォローアップミルクの役割とは、食品から摂取しづらいカルシウムや鉄を上手に補う役割だったのですね。

なのに当時の私は完全母乳に少しこだわってしまったのか、医師のアドバイスに耳を傾ける事が出来ませんでした。

 

もしあの時に戻れるなら、素直にフォローアップミルクを飲ませてあげたいな。

今更ですが強い後悔、です。

 

だから気付けた今は絶対に後悔したくないので、偏食の息子でも食べられる鉄分を何とか探し、毎日の食事に加えてやれたらいいなと思っています。

 

 

 頭に針を刺されちゃうの(>_<)?

という訳で、今回初めて脳波を計測する事になった息子ですが、この検査って初めての経験なら確かに怖いものなのかもしれません。

息子くん、とんでもない勘違いをしていました(笑)

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当日、息子はある勘違いでかなり抵抗しました。

というのも頭に貼り付ける小さな器具一つ一つを頭に刺すと思い込んでいたらしく、「ボク死ぬの(>_<)!?」と激しく拒否(笑)

話をよくよく聞けば

「小さな針を頭にたくさん突き刺して、それで頭の中を検査するんでしょ(;゚Д゚)嫌だょぉ・・・(T_T)」

と。なので器具を確認させてもらって、本人が納得したところで計測する事が出来ました。(本当に最後の最後まで「眠ったところで針が出るんでしょ!!」って猜疑心の塊でしたw)

 

やっと誤解が解けていざ検査を始めようとした頃のこと。

寝ている間の脳波が必要だったので

睡眠薬を飲んで」

と伝えたら、いつもは入眠困難で薬を飲んでるくせに

「いや、納得したから要らないです。ボク、必要があるなら寝れます(`・ω・´)ゞ」

と看護師さんに言い切り、有言実行してました(^^;)

覚悟したら眠れるなら日ごろ夜寝れないのは一体何なんだろう・・・(^^;)?

 

 

という事で、てんかんなどが気になり脳波検査をした、という話でした。

脳波検査あるあると鉄の大切さを伝えられたら幸いです<(_ _)>

*1:実はそのあたりについては以前『一難去ってまた一難・・・(入眠時に足がビクビクする件)』という記事で似た内容を書かせていただいておりました(笑)何度かこういう事があり、体のビクつきを一度調べていただこうという事になったのでした。

*2:こうした症状は一緒に寝ている人(=ベッドパートナー)が気付きやすいそうです。

*3:確かチックなんかも同じ様にドパミンが必要なのにうまく得られない事で出てしまうと記憶しています。