ぎゅっぎゅっ、な毎日?

『ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記』(http://let-me-pick-you-up.hatenablog.com/)から派生した今現在の我が家の日記です。

このブログのサブテーマなどですが、

サブブログのサブテーマ

 

もともとメインブログをお読み下さっている方からすれば昨日↓書きました様な夫婦間の問題や 

let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com

私の過去の話を書き連ねられても・・・と困惑される方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

もともとは発達障がいをもつ息子の過去の様子をメインブログに、現在の様子をこのブログで記録させていただくつもりではじめたのですから、

”お母さんの話を書かれてもなぁ。”

と思われても当然です。

 

 

なので、このタイミングで書く理由を少しだけ述べさせて下さいネ。

 

 

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このサブブログの主な目的やテーマは、

『色々あるけど、息子は元気でやってます!』

という事をお伝えする為です。

 

もちろんそれが大切な目的なのですが、いつしか書きながら息子の母である自分の事を振り返る機会が増え、その中で色々な事に気付いたのです。

 

・私の母も、今から思えばおそらくアスペルガーに近い様子が見られた事。*1

・そして私もADHDに近い不注意や多動・衝動がある様に思う事。

・夫にもおそらく何か特性らしき事が見受けられる事。

 

こうした点から、

”親子が共に発達障がいの場合の育児”

という視点を書き残しておきたい意図を持つようになりました。

 

又、特に私など女性の特性者の場合、気付かれにくいという事があるかもしれませんが、養育者が「(大変だなぁ)」とは内心で思う事があったとしても、力技で何とか乗り切る事が出来る・・・のかもしれません。

が、その家庭ではやはりなかなか他人からわかってもらえない辛さなどを抱えて成長する訳ですから、本当の意味での心の教育や特性ならではの心の傷に気付いてもらえない事が多くあると思うんです。

 

その事を誰かに知って欲しかったのです。

 

そうした女性は知らず知らずの内に重ねた心の傷を抱えたまま、大人となりやがて母となってしまった時、自分の子どもが発達障がいであったとしても自分が子どもの時にされた育児を繰り返してしまうと思われます。

 

だからもう一つのサブテーマが

”母になる女性に向けた、本当の女性のための教育”

なのです。

母となった時に一人で悩み辛い思いをしない様に、どんなバックアップが受けられるのか?どんな人を頼ればいいのか?そんな社会的機能や教育の在り方を読んで下さったみなさんがそれぞれに今一度考えてみる機会になれればと思うんです。

 

その為、回顧録などで特性めいた内容ですとか、夫婦間や昔のクラスメイトとの確執などを記録している訳です。

 

 

もしよかったらそんな視点で見ていただけると幸いです。

 

*1:冗談が通じなかったり、自転車がこげなかったり運転が出来なかったりでシングルタスクや粗大運動の苦手さが見られた事など・・・思い当たる節がたくさんあります。

恐らく・・・ダブルカサンドラ症候群。

私の事情

 

ダブルカサンドラ症候群なんて言葉があるかどうかわからないんですが、私たち夫婦は夫と私の双方がそれぞれカサンドラ症候群状態(カサンドラ症候群 - Wikipedia)なのかもしれない、と気付きました。

 

ネット上のどこかで読みましたが、双方に自閉的な傾向がある場合はカサンドラ症候群とは言わないのだそうです。確かに私たち夫婦には双方にそれぞれ何かしらの特性があると思いますので、ダブルカサンドラ状態なんて言葉は不適切かもしれません。

 

しかし私たち夫婦間においてはこう思うんです。

共感して欲しい私と他人に自分の感情の中に踏み込んでほしくない夫(つまり共感して欲しくないって事になるかもしれません)との心のベクトルの向きがあまりにも違い過ぎる事が、お互いを傷つけ合っているのではと思うんです。

 

 

夫はいつからかはわかりませんが、少なくとも私自身がここ2週間ほどの中でカサンドラ症候群を発症してしまった様です。

 

 

 

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きっかけは、私がうっかりしてて救急病院へ駆け込む事態になった際に夫からかけられた暴言でした。

 

こちらの状態や顔色、声色をなにも見ずに冷たく吐き捨てられた夫からの一言。

 

ショックや咄嗟の出来事で返す言葉もうまく出せないまま一人病院へ駆け込んだあの夜、病院を後にした時、夫への愛情が一切なくなり再び気持ちが戻る事はないだろうと感じました。

 

 

おかげ様で症状としては大したことなくその日の内に帰れたのですが、家に帰りたくなくて一人の時間を過ごす中で、今まで結婚以来ずっとずっと押し殺して気付かないふりをしていた感情に気付きました。

 

 

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もうすぐ夫と結婚して10年になりますが、この10年、無意識のうちに出来るだけ夫以外の人と関わる事は避けて過ごしてきました。

それは・・・誰かと会話したりアイコンタクトで共感を得られてしまえば、きっと夫との生活が辛くなる予感がしたからです。例えそれが同性の方であってもです。

 

夫との生活の中に足りなかったのは、共感の中で育まれる情緒的充足感でした。

 

私がどれだけ求めても・・・夫にはそうした要求は無い様子で、共感が返ってくる事はありませんでした。

 

食事時も団らんの時間も夫が見つめるのはテレビだとか動く物だとか、見る対象がはっきりしているものばかり。

 

目の奥底にある私の感情や心なんて、目に見える様な形あるものではありませんよね。きっと夫にはわかりにくかったのかもしれませんね。

 

そのうち子どもも生まれ、生まれた子は生後1年程度で発達のちぐはぐさを感じる様になり、この子に幸せな生き方をさせてやりたい一心でここまで必死に模索し続けた毎日。

いつしか夫に私の感情を共有を求める事は・・・しなくなりました。

 

 

だから尚更出来るだけ外を見ず、家庭の中にある小さな喜びや感動の中でそっと生きてきた様に思います。

 

 

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それが今年に入って、息子に関わる環境が改善したり、自治会の方々と仲良くお話しする機会が増えていく中で、私の話を聞いてくれる方や私と同じ思いを感じてくれている事を示して下さる方など、たくさんの方々のご厚意に触れる機会が増えてしまったんですね。

 

去年まではどれだけ学校にお伝えしても何一つ共感してもらえなかった事がまるで嘘の様。

息子を受け入れてもらえた事で私自身もたくさんの方々に精神的に救われたのです。

 

 

誰かと目と目でアイコンタクト出来る喜びや

感情を共有できる喜びは

私の乾ききった心に沁み渡る様でした。

 

”ずっと誰かと心で繋がりたかったんだ”

 

いつしか顕在意識レベルでそう自覚する様になりました。

 

 

夫の事情

そんな状態での夫からの暴言。

 

友人に相談しても

「そう言われるだけの理由があなたにもあるんじゃないの?」

と一蹴されてしまいました。

 

もしそうならば、きっと私たち夫婦はお互いに凸凹とした特性がある様ですので、それぞれがお互いに深く傷付け合って生きてきたのかもしれません。

 

 

確かに、夫は口頭指示が通じにくいのはわかっているのですが、だからといって視覚的にわかりやすく書いて伝えるとプライドを傷付ける事も多く、私としても要求や今やらなくちゃいけない事をついつい強い口調で言い捨ててしまっています。

(子どもの事が手一杯だった頃からの名残で、心のどこかで”大人なんだから指示待ちしないで欲しい”とか”自分で今この状況で求められる事を考えて動いて欲しい”という強い憤りの感情を強い口調で表現してしまうのだと思います。)

 

こうした私の態度に、夫は長年傷つき萎縮してしまったのかもしれませんし、それが尚更態度を硬化させてしまい感情の交流や会話のない夫婦へと陥ってしまったのかもしれません。

 

 

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カサンドラ症候群はどちらかに発達障がいの確定診断がなければ診断されにくいそうですが、確定診断してまで前に進みたいかどうか・・・悩んでしまいます。

 

 

子どもの事を思えば夫との関係を改善した方がいいにきまってます。

それにもし夫婦としての情があるなら、「子どもにしてきた様に夫にもアスペルガー症候群向けの対応をしてみたら改善しそうじゃない?」と思われそうなのですが・・・。

 

とても言いにくいですが、私にもAll or Nothing的な考え方がありまして・・・一度でも”許せない”、”嫌い”と思ってしまったら・・・もう二度と好きにはなれないと思います。(もちろん今回の事だけでここまで嫌になってしまった訳ではなく、色々な経緯の上に更に今回の事があったのだと事情を汲んでいただけると幸いです。)

 

 

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専門医を探して夫婦でカウンセリングを受け、新しい未来を模索するのも大切かもしれませんが、もういい大人が変わる事ってとても力が必要な事ですし、そんな努力をするよりもお互いが一定の距離を保って生きていく事の方が現実的なのかもしれません。

 

どうなるかはわかりませんが、そんな理由でうまく感情をまとめられない日々を過ごしています。

 

文字がマス目に収まらない・・・orz(原始反射やモロ反射など)

今日はずっと以前に息子の書字が困難な状況をお伝えしたまま続きをかかずに約半年程放置・・・してしまった↓原始反射に関する内容の続きです(^^;)

let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com

 

 

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皆様は”原始反射”というのをご存知でしょうか?

 

原始反射とは簡単にいえば生まれながらにして備わっている反射や動き。

赤ちゃんが自分の身を守る為に生得的に備わっている機能です。

 

まだ未熟な赤ちゃんが授乳中に落ちそうになると咄嗟に何かにしがみつこうとする動きや、唇に何かが触れた時に触られた方に向いて吸いつく反射などがあるそうです。

 

しかしこうした反射は、いつまでも続くわけではありません。

前頭葉などの大脳の発達により次第に別の機能により抑止されていくのだそうです。

ですから・・・

つまりずっと残っていると不都合が生じちゃうんだそうです、逆に。

 

 

例えばそれは

”力加減ができない(強い)”、であったり

”乗り物酔いしやすい”、あるいは

”子ども同士より大人や年上とのかかわりを強く求める”

といった様に、内容は多岐にわたり様々。

中には

『えっ?これって性格的な部分なのかと思っていたけれど・・・?』

なんてものまで原始反射の残存が影響している可能性があるそうです。

 

 

※ちなみに↑上記内容は

「こころとからだの発達・学習支援 一般財団法人ここからだ」さんの「原始反射指数自己診断テスト」チェックリストからお借りしました(http://genshihansha.jp/check)。

 

 


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最初に気付いたのは

let-me-pick-you-up-d.hatenablog.com

こちらの過去記事を書く少し前でした。

学校からいただいてくる漢字の宿題で、字がマス目に収まりにくい事に気付いた事からでした。

 

あれこれと調べていくうちに

「目と手の運動協応:字がマス目におさまらない」(レデックス株式会社)

https://www.ledex.co.jp/mailmag/20150327

www.ledex.co.jp

 

という記事をみつけたのです。

 

モロ反射が残っていると書字が困難になる、という事を詳しく書いてくださっているのですが、途中で例として挙げてあった点結びの課題・・・迷路のようなイラストの中にある点から点をえんぴつでたどる、という課題なのですが、試しにやってみるとうちの子もどうやら同じ状態。枠からはみ出さずに・・・書く事が出来ていない様子でした。

 

そういえば息子は迷路やてんつなぎといった遊びが大好きなのですが、確かにえんぴつなどで線を書き加える時は枠内からはみ出しまくっていました(^^;)

 

『あぁ・・・これだったんだぁ・・・字がマス目に収まらない理由は。』

 

という事で恐らく息子にも原始反射(モロ反射)が残っていると仮定。

 

早速学校から帰宅した息子に、同じサイト内にあったモロ反射の残存チェックが出来るという動きを息子にさせてみたところ、残っていると思われる動きをしていました。

 

 

ちなみに、もしモロ反射が残っている場合は、こちらのサイトによりますとこのチェックと逆の動きをさせていけば良いそうです。

たま~にこうしたチェックと原始反射を統合していく動きをさせていきたいなぁと思いました。

 

 

 

 

歌を捨てた過去(私の回顧録)

※先にお断りさせていただきますが、今日は息子とは一切関係ないお話になってしまいました(^^;)なのでご興味のない方は読み飛ばして下さい。(どうして息子に関係のない私の過去の話ばかりするのかは、近いうちにでも書かせていただければと思っています。)

 

先日のメインブログの冒頭で更新が出来なかった旨を書かせていただいたのですが、

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

その事情とは、いわゆるママさんコーラス(?)に参加していた、という経緯でした。

 

今年は”私、こんな事にも参加出来る様になったんだ~!”と思う様な経験ばかりさせていただく事が多く、そうした面からも息子の成長をとても感じる一年となっています。

 

ただし、このコーラスですが・・・とっても楽しかった半面、とても辛い記憶を思い出すきっかけとなりました。

 

 

歌うと叱られた日々

私、小さい時から話す声は小さいのに歌う声となると何故か声楽家の様な声が出せてしまう不思議な能力がありました。

 

おそらく聴覚が過敏だった事と表裏一体の能力で、聞いた音を再現する力に特化していたのだと思います。

 

ですから他にも

・何故か猫の鳴き声をまねると本物のネコが集まってくる(笑)

・英語は基本苦手なくせに何故か発音だけはネイティブさんが振り向くレベル。

・好きな曲なら何度か聞けば楽譜を見なくてもそれっぽく再現出来る。

上記の様なちょっと変わった特技があります。

 

 

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またまたいつもの如く脱線しちゃいましたが歌の話に戻りますと、歌は自分でも自覚アリなほど大好きだったので、小学校に行く楽しみの一つといえば歌を教えてもらえる事と思っていました。

 

流行の歌謡曲、も嫌いじゃなかったですが、どちらかと言えば唱歌や声楽曲、中学ではスカボローフェアなどの洋楽を教えてもらえるのがとても楽しみでした。

 

だから中学が辛かった時期も音楽目当てに何とか学校に通っていました。

しかし楽しい気分のまま帰宅して気持ちよく家庭で歌ったりするとこっぴどく叱られる事が多々でした。

 

「あんたの声は耳に刺さる。他人の迷惑を考えなさい。」

「ピアノ伴奏のない歌って本当に下手よね。」

 

どちらも母の言葉でした。*1

 

確かに人の迷惑を考えなくちゃいけないのはわかります。だけど歌うたびに下手だと連呼され続けたので私は自分で歌が下手だと思っていました。

 

 

辛い事件

それでも歌が好きだったので

”一生懸命練習してもっと上手になりたいな、いつか声楽家になりたいな”

と思う気持ちが強くなり、中学3年になるかならないかの時期に母に進路相談をしてみました。

 

「高校は音楽科を目指したいんだけど。」

すると

「いや、高校は普通科でしょ。」

と即答されてしまいました。

 

確かに・・・もし合格したとしても家では練習出来ないなら・・・と諦める事にしました。

 

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こうして音楽に対しては一定の距離をとりながら・・・時は少しだけ過ぎ、中3の1学期に突入しました。

家では歌えないけど音楽の授業だけは誰にも遠慮せず歌えると思って、もう受験の事など忘れてただただ音楽の授業を楽しんでいた頃でした。

 

ある日の休み時間、声楽で音楽科を目指す同級生に人気のない廊下に呼び出されました。

 

「どうしたの?」と聞くと

「いいからここでちょっと歌ってよ。」

と催促されました。

「なんで?」とか「こんなところじゃ歌えないよ。」と断ったのですが、相手の鬼気迫る様子に根負けして

「じゃあ・・・今授業で習っている歌でいいかな?」

と、廊下の突き当りで歌ってみました。

 

 

すると腹部にドスン・・・という重たい衝撃。

私が声を出し切った頃合いを見計らい、同級生は私の腹部に思いっきり手のひらを押し当ててきたのです。

 

油断していたのもあって、壁にドンとぶつかり・・・手と壁に挟まれた私は息が出来ず・・・とても苦しかったのを覚えています。

 

「いい?私は毎日こんな練習をしてんだよ!!!!」

 

多分、受験して声楽家になる為に真面目に練習している苦しみを思い知れ、と言いたかったのかな・・・と思います。それにしたって、私は自分がプロを目指せるほどには上手ではないと思っていましたので・・・まさか彼女に意識されているとは夢にも思っていませんでした。

 

 

私も発達に関する何らかの特性があると思いますが、ちょっと空気が読めない所があったのかなぁ・・・いつの間にか彼女の気分を害していたのでしょうね。

 

それにもしかすると母はこうした事も危惧していたのかもしれません。

”自分さえ良ければいい”って思っていない?

 って。

 

 

***********

この一件があってからというものの、あまり歌を歌わなくなりました。*2

そしてここから学んだ事は育児にも色濃く影響を与えています。

 

子どもに少し突出した所があった場合、それを人に見せる時は少し状況を見てからにしなさい、と。

能力は人にひけらかすものではない(それは自分の身を守る為にも)、と。

 

たとえ傑出した能力があったとしても・・・日本ではうまく見出してもらえない事もまだまだ多いんじゃないかな・・・と思ってしまっているからです。

 

 

だけど家の中くらいは、息子には自分の好きな事くらい正直に言わせてやりたいな、と思っています。

 

 

駄文にお付き合い下さいましてありがとうございました。

*1:かなり厳しめな言葉だった理由は、母は病気を患っておりましたので、脳内に反響する音が辛かったのだろうと思います。

*2:その後就職して実家を出、自分の収入で声楽を習いにいく事が何年か出来たのでした。その辺りからは純粋に自分の好きな歌を趣味として楽しめる様になりました。

楽しく終われました♪

前回は保護者のお仕事で慌ただしく生きています、と子どもそっちのけの私の事情をお話しさせていただいたのですが、ようやくそちらが無事終了したので軽くご報告を。

 

 

今回の事は私にしてみれば突然始まった事だったのですが、いわゆる本番があるお仕事を引き受ける事になったのです。

当初はその本番に向けての事前準備の段階の中で、なかなか動けない状況に孤独感や不安が続き・・・一体どうなる事やらと思っていたのです。

が、一生懸命やっていると周囲の方々ってちゃんと見てくれていた様で、たくさんの方に助けていただく事ができ、最後は嬉しい涙で終われました。

 

元々自分一人じゃ出来ないボリューム感だったのでたくさんの人の助けが必要なのは最初からわかっていたのです。

でも終わってみれば私が考えて以上の大成功で、一人一人が最大以上の能力を出し切ってもらえた結果でした。

 

ご一緒したお母さん達とはとても素敵な協力関係を築けたし、まるでチームワークのお手本のようだな、と思います。(子ども達にも見せたいくらい(笑))

 

私自身も「自分が最大限頑張ったのだから、あとはみんなの事を信じて任せる」、という事を学ばせていただきました。

 

「さぁて、数週間は子どもそっちのけで頑張ったから、今日からはまた子どもを見つめる日々に戻ろう!」

今は満ち足りた気持ちです。

見返りなど求めない、という事

ちょっとだけ慌ただしくしています

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酔芙蓉でしょうか?行きかう人を立ち止まらせる美しさがありました。

※今日は息子ではなく私個人の話です。ご興味のある方はよろしければお読み下さい。

 

ひょんな事から少しだけ忙しくしております。

といっても短期的に、です(^▽^;)

このブログもメインブログの方も、また来週からはいつも通りマイペースな感じで更新していきたいなと思います。

(特にあっちのブログはそろそろ七五三の季節なので、何とかそれまでに間に合わせたいです。)

 

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今は日々新しい色々な出会いがあり、自分の勉強になったり新しい刺激を得たり出来ています。

でもその一方で、逆にこれまでに息子や私たち家族に寄り添ってくれた方々のありがたさを改めて感じています。

 

私がどんなスキルを持っているか?

私が相手にとってどれだけ有益か?

そんな思いなど一切持たず、ただ純粋に手を差し伸べてくれた人達がいたのだと・・・今更ですが気付いた訳でして。

孤独だからか余計にそうした気持ちが心に突き刺さる様な状態です(^^;)

 

***********

細かな事はお話し出来ませんが、

いわゆる保護者のお仕事に頑張る毎日なんです。

 

多動ぎみな子の母親をしていると、どうしても

自閉症児の母親って知れ渡っているんだろうなぁ・・・”

と後ろ向きな考えに陥ってしまいがちでした。 

なのでこれまでは目立たない様に後ろの方に控えて眺めておりました。

 

 

***********

でも秋って色々と行事があるんですよね。

すると保護者のお仕事も増えてくる訳です。

そんな中、こうしたイベントの事で去年の私と同じ様にうまくいかなくて苦しむ人がいたので、ふと去年の自分と重ねて見てしまったのがきっかけで私が代わりに動く事に決めました。

 

だからといって、感謝されたかった訳ではなく、

名誉でもなく、

もちろん自分のスキルを見せつけたかった訳でもありませんでした。

ただただ沢山の人が関わる事なので無事終わらせたかっただけなんです。

 

それに自閉症児のお母さん、と敬遠される事もなく受け入れてもらえていたのが少し嬉しかったのかもしれません。*1

  

これまで苦しい状況に陥る度に、私や息子の事を何も知らずに寄り添い助けてくれた人達がいたから、きっと今度は私の番なんだろうなって思ったから、

どんな批判を受けてもやり通そうと決めました。

 

 

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って決めたのに心が弱いので短期でもボロボロです。

強くなるための良い経験ですね、きっと。

 

全部終わったらたくさん泣こう(笑)

うれし泣きだったらいいな。

その頃にはあの酔芙蓉はもう枯れてしまっているのかしら。

 

 

*1:他にも”いつもお世話になっている方々に少しでも恩返しが出来たらいいな”

という欲は少しあるかもしれません(;^ω^)

脳波とかむずむず脚症候群とか。

今日は脳波やてんかん、その他発達障がいに関連する症状についての理解を進めた事を記録させて下さいね。

 

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自閉症や発達障がいの方にとって気になる事の一つに”てんかん”が挙げられるのではないでしょうか?

私も息子がまだ乳児期だった頃からてんかんがあるかどうかずっと気になっていたのですが、先日脳波を計測する機会がありましたので、記録しておこうと思います。

 

 

脳波の測定結果

結論から申し上げると、てんかん波は計測されませんでした。

結果にひとまず安心した訳です。

 

てんかんって、自閉症の方の発症率が高いとされているそうです。

発作の種類も多岐にわたり、はっきりわかりやすい症状のものもあれば、中には人知れず発作が起きてしまっているものまで様々あるそうです。

 

もし私が気付けていないだけで、息子がボーっとしている様にみえて実は発作の一種だった・・・なんて事が無いように、出来れば早期に投薬などの適切な処置につなげていきたいとは考えていました。

 

で、結果てんかんではなかった・・・のですが、今回そもそも脳波を計測する事になった経緯ですよね。

 

それはですね、、、寝ている間に体がビクつく様になってしまったからなのでした。*1

 

 

 

 

むずむず脚症候群

ある日、息子が寝ている間の事なのですが、彼の足や体がビクンっと結構激しく動く事が頻繁に起こる様になってしまいました。

 

それが一度や二度ではなく、一夜の内に何度でも起こってしまうのです。

 

当時、まだ冬場で足先が冷たい息子は私の体に足をくっつけて寝る事が多くすぐに気付けたのですが*2、早速「寝る時」+「 足がビクッ」をネットで調べてみると・・・

 

するとすぐに二つの症名が浮かんできました。

  1. 睡眠時ミオクローヌス
  2. 周期性四肢運動障害やむずむず脚症候群

どちらもですね、不随意運動と言いまして、本人が意図しない無意識的な動きをしてしまう症名なんですね。

 

更に調べた結果、1の睡眠時ミオクローヌスであれば誰にでも起こる生理的な動き、という事がわかったのですが、2の方が少し対応が難しい・・・かもしれない事がわかりました。

 

 

やっぱり・・・鉄不足?

調べますと、2の『周期性四肢運動障害』、『むずむず脚症候群はどちらも恐らくドパミンに関連した症状です。

 

私は医師ではありませんので、それぞれの詳細について正しく語る事が出来ないため、ここではあまり深く言及しないでおこうとは思います。

なのでざっと軽く私の現在の認識・・・をお話しさせて下さい。

 

**********

人は成長するに伴い、赤ちゃんの頃から生きる為にもともと備わっていた原始反射をそれぞれ脳機能を発達させ代わりとなる別の動きに変えて成長していきます。

 

それがうまく切り替わっていかず原始反射が残ると不随意運動の様な、本人が意識していない様な体の動きとして残ってしまう、と私自身は今現在認識しています。(間違っていたらごめんなさい<(_ _)>)

 

ドパミンは、そうした原始反射の代わりとなる脳機能なんかをうまく働かせる為に、いつも脳内で神経伝達物質として大活躍しているのですが、そのドパミンが不足してしまうと、こうした脳で統制された動きが出来なくなってしまう*3・・・その一つが今回浮かび上がった周期性四肢運動障害やむずむず脚症候群なのかなと。

 

で、こうした場合にドパミンが不足してしまう原因として、鉄不足が挙げられるそうです。

鉄欠乏性貧血の方の罹患率が高い・・・と多くのサイトに書かれてありました。

 

・・・

・・・・・・

!!!!!!!!!

鉄不足・・・?

そういえば息子は1歳過ぎから泣き方が激しくなり、病院に駆け込んだ事があったのですが、その時に貧血を指摘された事があったのです・・・。

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

やっぱりあの時の医師の指摘にはきちんと耳を傾けるべきだったと今更改めて思います。

鉄不足だと今後どういった事が起こるか、

こうして振り返ると当時の私はあまりにも知識不足だと言わざるを得ません。。。

 

 

鉄欠乏性貧血の場合、注意欠陥やこうしたドパミンに関連する諸症状が出やすいという事があるそうです。

 

その理由の一つとして、

鉄が足りないとドパミンセロトニンといった神経伝達物質をうまく生成出来ないそうなのです。

鉄不足は神経伝達物質の不足にも繋がるという事になりますね。

(ごめんなさい、私は引用元や典拠をはっきりと示すタイプなのですが、今は少し時間がなくて、後で必ず挙げさせていただきますので今はこうした書き方な事をお許し下さい<(_ _)>)

 

もちろん、体内のどこで鉄をロストしてしまっているかは突き詰めた方が良いと思います。ただ、私に出来るのは、

”食品として摂取する量が不足しているから、体内で必要量のドパミンセロトニンを作る事が出来ない”

と仮定し、経口摂取量を増やしていく事だけでした。

 

 

 

完母でもフォローアップミルクを。

そういえば、今回改めて勉強して学んだ事がありました。

 

生後1歳前から飲む事が出来るフォローアップミルクって、完全母乳の人にこそ飲んで欲しいミルクだったのですね。

ミルク育ちのお子さんの場合、鉄はもともと飲んでいるミルクに必要量含まれているので貧血のリスクが少ないそうなのですが、母乳育ちの場合にこそ鉄が少なく、又離乳食が始まった頃は特にまだ食べられる物も偏りがある為、この頃急激に成長するお子さん達にとって必要なカルシウムや鉄が不足しがちになるそうです。

 

フォローアップミルクの役割とは、食品から摂取しづらいカルシウムや鉄を上手に補う役割だったのですね。

なのに当時の私は完全母乳に少しこだわってしまったのか、医師のアドバイスに耳を傾ける事が出来ませんでした。

 

もしあの時に戻れるなら、素直にフォローアップミルクを飲ませてあげたいな。

今更ですが強い後悔、です。

 

だから気付けた今は絶対に後悔したくないので、偏食の息子でも食べられる鉄分を何とか探し、毎日の食事に加えてやれたらいいなと思っています。

 

 

 頭に針を刺されちゃうの(>_<)?

という訳で、今回初めて脳波を計測する事になった息子ですが、この検査って初めての経験なら確かに怖いものなのかもしれません。

息子くん、とんでもない勘違いをしていました(笑)

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当日、息子はある勘違いでかなり抵抗しました。

というのも頭に貼り付ける小さな器具一つ一つを頭に刺すと思い込んでいたらしく、「ボク死ぬの(>_<)!?」と激しく拒否(笑)

話をよくよく聞けば

「小さな針を頭にたくさん突き刺して、それで頭の中を検査するんでしょ(;゚Д゚)嫌だょぉ・・・(T_T)」

と。なので器具を確認させてもらって、本人が納得したところで計測する事が出来ました。(本当に最後の最後まで「眠ったところで針が出るんでしょ!!」って猜疑心の塊でしたw)

 

やっと誤解が解けていざ検査を始めようとした頃のこと。

寝ている間の脳波が必要だったので

睡眠薬を飲んで」

と伝えたら、いつもは入眠困難で薬を飲んでるくせに

「いや、納得したから要らないです。ボク、必要があるなら寝れます(`・ω・´)ゞ」

と看護師さんに言い切り、有言実行してました(^^;)

覚悟したら眠れるなら日ごろ夜寝れないのは一体何なんだろう・・・(^^;)?

 

 

という事で、てんかんなどが気になり脳波検査をした、という話でした。

脳波検査あるあると鉄の大切さを伝えられたら幸いです<(_ _)>

*1:実はそのあたりについては以前『一難去ってまた一難・・・(入眠時に足がビクビクする件)』という記事で似た内容を書かせていただいておりました(笑)何度かこういう事があり、体のビクつきを一度調べていただこうという事になったのでした。

*2:こうした症状は一緒に寝ている人(=ベッドパートナー)が気付きやすいそうです。

*3:確かチックなんかも同じ様にドパミンが必要なのにうまく得られない事で出てしまうと記憶しています。